内容説明
本書はご好評いただいた「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書」の続編として、前回解説しきれなかった「どう撮る?」の部分にこだわり、より実践的な内容に仕上げてみました。その結果、かなり個性的な撮影方法がいっぱいつまった、おもちゃ箱のような本になりました。
箱のなかのおもちゃを夢中でかき分けて、どんどん箱の奥に手を伸ばした幼いころ。箱の底にカッコいいおもちゃがあるんじゃないかなんて、夢中で探したっけ。この本を読んでくれたひとが、あのころのようなわくわくした気持ちになってくれたらいいな。そんなことを思いながら、書いてみました。
さあ、おもちゃ箱を開けていきましょう。(本書 まえがき より)
★本電子版には、書籍で付属していたDVDは付属しません
目次
1時間目 知っているだけでうまくなる!カメラの基本をおさらいしよう
2時間目 「ゆるく撮る」の基本テクをマスターしよう
3時間目 「ゆるく撮る」を実践してみよう
4時間目 回らず急げ!すぐにプロっぽく撮れるワザを身につけよう
5時間目 「シャープに撮る」の基本テクをマスターしよう
6時間目 「シャープに撮る」を実践してみよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だんたろう
15
続編ということで読んでみた。確かに活用編の内容だ。この手の教科書的書籍にありがちな筆者の独善や押しつけがない。技量をひけらかすわけでもなく、「ボクはこうしているけど他にもあるはず。失敗を恐れずに楽しめ!」という気持ちが伝わってくる。現像代がかからないんだから、とにかくシャッターを押せと。2013/03/04
ショウジ
12
デジカメを再開したので読んでみました。「ゆるく」と「シャープ」に撮るための方法が書かれています。どのような設定をすれば良いのか確認できるのがいいです。Nikonのカメラを利用している方にはオススメです。2019/10/24
きーさん
4
書店で立ち読みから衝動買い。続編だけど、初めてシリーズを読む人にも問題なく読めます。活用編というだけあって、現場で「こんな風に仕上げたい!」と思わせるヒントが多く、理屈よりも、とにかくカメラに触れて外で撮って…という方が性に合う人向き。全体のレイアウトやデザインも面白く、見ていて楽しい本です。著者のお子さんをモデルに、親子で仲良くおもしろ写真を撮っている雰囲気がなんともほほえましく、ほっこりさせられます。2013/10/20
miya。
3
「ゆる鉄」写真家の中井カメラマンのファンなので、付録DVDの講義共々ほんわかしながら堪能しました。作例からも文章からもあったかい人柄が伝わってくる気がします。全てニコン一眼レフでの説明でも、ミラーレスユーザー(しかも超駆け出し)なりにイロイロ頑張りたくなりました。道のりは遠いけど。2013/05/15
わか蔵
2
6/10点 数年前に本人の講演会で購入しサインしてもらったものを今更ながら読んだ。付属のDVDはこの値段にしてはなかなかよい。基本を覚えるのにわかりやすい解説。ゆるゆるの写真は勉強になった。ただ、一歩間違うと失敗写真にしか見えない。この人の作風は好みもわかれるところ。マンネリを抜け出すには参考にはなるだろう。監修がニコンなので仕方ないが、ニコンのカメラをべた褒めなのはちょっとうんざり。2015/03/01