内容説明
キリストの聖なる血を持つと称する吸血鬼を抹殺せよ――ヴァティカンから刺客が放たれた。更には古代エジプトの邪神も、二千年の時をさまよう龍緋比古に迫りくる!「この物語を書きたくてたまらなかった」著者自身が熱く語る大河伝奇小説、第4弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
24
2007/12/16 小倉駅の売店で購入。 2012/11/29~12/6 久しぶりの龍の黙示録シリーズ。ヴァティカンから、龍を抹殺すべく刺客が送られる。刺客が携えてきた聖杯は、古代エジプトのファラオを蘇らせ、龍に襲いかかる。 いやはやなんとも、一層伝奇的要素が強まった本作。高橋克彦氏の総門谷シリーズ好きとしては、堪らなくなってきた。次作が楽しみである。2012/12/06
えふさん
5
何となく図書館で借りて読みました。 シリーズ物と知らずに…4作目だそうです。 イタリアに吸血鬼にキリストに聖遺物…設定だけでも面白かったのですが、やはり順番に読みたかったですね。2023/08/18
アキ
3
龍の黙示録シリーズ 第4弾。 舞台は神楽坂。 イエスの生き様を直に知り、その血を与えられ 不老不死になった龍の存在が邪魔なヴァチカンは、 二人の修道士を刺客として送りこんだ。 砂漠から掘り出した聖遺物を土産に、日本の魔物を 操って龍を排除する予定だったが・・・ 前作に登場した「鴉」も登場して、古代エジプトのファラオと スッタモンダがあって、魔物だけでなく、心模様も 忙しそうです。2020/10/09
ソラ
1
【読メ登録以前読了作品】2008/03/02
djebel
1
建築探偵シリーズの作者の書いたヴァンパイヤ物です。どうしても、主人公のキャラが京介とアオのイメージと重なりますね。 終盤少しバタバタしますが、面白かったです。2011/04/25