「帝国」の国際政治学―冷戦後の国際システムとアメリカ

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  • サイズ A5判/ページ数 441p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887137059
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C3031

内容説明

アメリカを「帝国」、世界全体を「帝国システム」とみなし、アメリカの世界統御の構造を体系的に実証する。わが国に紹介されていない多様で豊富なネオコン等の資料をもとに、アメリカの政治学者・政治家の主張を詳細に論じ、「アメリカ帝国」をめぐる国際関係の実態を明晰に分析した労作。国際政治理論と国際政治力学の理解、日本の今後の国際戦略を考察する上で甚大な示唆を与える。

目次

第1部 冷戦後アメリカの国際政治理論と思想の展開(冷戦後アメリカの国際政治理論の展開;ネオコンの思想と行動―国際政治の観点から ほか)
第2部 帝国システムの理論的基礎(影響力関係と国家間関係の類型―帝国システムの定義に向けて;帝国システム ほか)
第3部 アメリカの帝国システム―素描(アメリカのインフォーマルの帝国システム;冷戦後 ほか)
第4部 結語(帝国システムと国際システムの将来)

著者等紹介

山本吉宣[ヤマモトヨシノブ]
1943年神奈川県生まれ。1966年東京大学教養学部(国際関係論)卒業。1968~74年フルブライト留学生として米国ミシガン大学政治学部大学院留学(Ph.D.取得)。埼玉大学教養学部教授、東京大学教養学部教授を経て、青山学院大学国際政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Studies

2
大著であり2006年という時代を鑑みても、帝国論は非常に興味深い。2020/01/18

ワッキー提督

0
「帝国」を巡る総論的な一冊。難しかったので流し読み。関連分野に触れるときに再読したい。筑波大学図書館にて。2014/11/28

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