内容説明
この世でもっとも古き感情、そのひとつは間違いなく「恐怖」であろう。太古より人は己が命を脅かすもの―荒ぶる獣や自然、さまざまな脅威に怯え慄いてきた。そして何よりも恐れたのは闇―その中に潜む得体の知れぬ“何か”だった。その後の長い歴史の中で人は少しずつ「恐怖」の根源を暴き、克服していく。だが、科学と知恵の光をもってしてもなお消し去ることのできない「恐怖」が、闇の“何か”であった。説明のつかぬもの、触れることも敵わぬもの、だがそれらは確実に存在し、我々に近づいてくる。ぞっとするような気配と、時に悪意を帯びて…。平和ボケした現代人に捧ぐ、原始の恐怖。
目次
怖い話、好きですか?(海豚;古書店にて;飴鬼灯;塩;窓;どんどん変に…;故障;はっきりさせないの;白木蓮;萌し ほか)
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著者等紹介
平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
神奈川生まれ。コンビニ店長、自販機の営業など様々な職歴の後、映画の批評、来日俳優のインタビュアーなどを経て『異常快楽殺人』(角川書店)でデビュー。フィクション・ノンフィクション、死者・生者を問わず常に人間存在の「狂気」を根こそぎ描き尽くそうとする筆致には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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