内容説明
よりつどって、自分の居場所を見つけ、予定や期待を超えて、学ぶことは楽しい。学びのための参加体験型協同学習ワークショップの必読書。
目次
はじめに 総合的な学びとしてのワークショップ
第1章 ワークショップとは何ですか?それを支える学習理論とは?
第2章 ワークショップのための学習環境デザインとは何ですか?
第3章 ワークショップのつくり方は?
第4章 ワークショップの記録(ドキュメンテーション)・評価とは?
第5章 映像メディア・ワークショップとは?
第6章 日本文化・異文化理解のワークショップとは?
第7章 身体・感覚を使ったワークショップとは?
第8章 特別支援のためのワークショップとは?
資料編(アートエデュケーションNPOの紹介;美術館・博物館などの紹介;引用・参考文献)
著者等紹介
茂木一司[モギカズジ]
群馬大学教育学部教授。専門は美術科教育・構成教育論。1956年群馬県生/前橋市在住。筑波大学大学院修士課程芸術研究科デザイン専攻修了。九州芸術工科大学大学院博士後期課程芸術工学研究科情報伝達専攻修了。博士(芸術工学)。鹿児島大学教育学部講師・同助教授、群馬大学教育学部准教授を経て、現職。レスターポリテクニック芸術学部(現デモントフォート大学)に在外研究。構成教育=Basic designを基礎に、「美術教育の基礎」を幅広く研究
上田信行[ウエダノブユキ]
同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授。専門は学習環境デザイン・教育工学。1950年奈良県生/奈良県在住。ハーバード大学教育大学院博士課程修了。Ed.D.(Doctor of Education)。帝塚山学院大学専任講師、甲南女子大学人間科学部人間教育学科教授を経て、現職。1990年、学習環境デザインのためのリサーチアトリエとして奈良県吉野町にネオミュージアムを創設し、ラーニングアートとしてのワークショップに取り組んでいる
苅宿俊文[カリヤドトシブミ]
青山学院大学社会情報学部教授。専門は学習環境デザイン・ワークショップ論。1955年静岡県伊豆在住。東京都公立小学校教諭、大東文化大学文学部助教授を経て、現職。協同学習の方法としてのワークショップに取り組み、子どもたちの創造性や表現力の増幅のための「自分のことを自分の言葉で語れる学習環境」のデザインに関する実践的研究に取り組んでいる。Tシャツ型コミュニケーションツール「ビタミンT」で2006年グッドデザイン賞コミュニケーション部門受賞
佐藤優香[サトウユウカ]
国立歴史民俗博物館研究部情報資料研究系助教。専門は博物館教育、学習環境デザイン。1968年兵庫県宝塚市生/千葉県習志野市在住。甲南女子大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。国立民族学博物館講師(機関研究員)を経て現職。東京大学助教大学院情報学環を併任。経験の記録と共有の方法および、造形と言語の表現を循環させた学びのデザインに関心を持つ。論文「ミュージアム・リテラシーを育む―学校教育における新たな博物館利用をめざして―」で日本博物館協会棚橋賞を受賞
宮田義郎[ミヤタヨシロウ]
中京大学情報理工学部教授。専門は教育工学・認知科学。1953年岐阜県生/豊田市在住。大阪大学大学院修士課程基礎工学研究科生物工学専攻修了。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院心理学部博士課程修了。Ph.D.(Psychology)。Bell Communications Research研究員、コロラド大学研究員、中京大学情報科学部教授を経て、現職。個人の学びと協同体の学び、よりグローバルな学びがどのように関わり合い構成されていくのかに関心を持ち、学習環境デザイン+異文化コラボレーション+創造的ワークショップ+リフレクションデザインの視点から研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。