内容説明
「腹のことを考えない人は頭のことも考えない」S・ジョンソンの絶好の格言に導かれ繰り広げられる、古今東西、人の飽くなき欲望を思い知らせる食談の数々。歴史、文学、政治までをも軽妙洒脱な語り口で呑みこみながら、最底辺の食事から王様の食事、はては人肉嗜好まで。「食」の愉悦、深淵、その極北をあますところなく描きつくす、食の大全。
目次
どん底での食欲
女帝を食うか、女帝に食われるか
華夏、人あれば食あり
スパイは食いしん坊
日本の作家たちの食欲
芭蕉の食欲
王様の食事
自然に反逆して自然へ帰る
一匹のサケ
玄人はだし
大震災来たりなば―非常時の味覚
ありあわせの御馳走
神の御意志(インシ・アルラー)のまま
天子の食事
一群の怪力乱神
腹に一物
最後の晩餐



