出版社内容情報
急速な高齢化社会が指摘され,寝たきりや老人医療費の増大,あるいは子どもの心身の状態が大きな社会問題となりつつあるとき,健康・福祉・発達の基盤としての住居の役割の重要性を実証的に解明した本書は,21世紀の日本社会の課題を呈示している. 今和次郎賞受賞
内容説明
高齢者・子ども・病人の住環境調査を基に、住居は福祉の基礎という居住福祉の概念を提起、現代日本社会の課題に迫る。
目次
序論 住居は福祉の基礎
第1部 健康と住居―住居が生みだす傷病
第2部 子どもの発達と住環境
第3部 高齢者の住宅問題
補論 保健婦の見た住宅問題