出版社内容情報
吹き荒れる革命の嵐の中で、オスカルは女性としての愛を知っていく。心からオスカルを見守るアンドレの深い愛の行方は……。愛と策謀渦巻く宮廷を巡る大長編。堂々のフィナーレ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
85
メインとなるのはフランス革命。オスカル、アンドレ、フェルゼンの見せる情熱的な愛に魅せられました。オスカルが一晩だけでもアンドレの妻になりたいという想いが胸に刺さります。2人が結ばれたと同時にフランス革命というのがドラマチックですね。アンドレ、オスカル死後のマリー・アントワネットの悲劇も凄い。最後まで王妃の気高さがあったからこそ、自分の辛さだけを思い、憎しみに気づくことができなかったのでしょう。いつ読んでも古さを感じさせない漫画です。美麗な絵もしっかり堪能しましたし、やっぱり大好きだなと感じました。2016/08/06
たまきら
33
今読んでもやっぱり褪せない魅力。外伝も挿入されている愛蔵版、堪能させていただきました。ベルサイユのばらは永遠です。2023/06/20
のんすけ
22
マリーアントワネットが断頭台へ。それでも気品を保ち誇りを失わなかった彼女は芯から王妃だったと思う。また連載が始まったとか。やはり気になります。2014/11/26
みつばちい
18
2巻で完結。子どもの頃はオスカルを本当に男のように思って見てたけど、こんなに女性の気持ち持って葛藤してたのか!大人になってから読むといろいろ突っ込みどころもあったりするけど、それを含めてやはり名作^_^ 外伝の「黒衣の伯爵夫人」はなんじゃこれ、と思ったけど、実際に16世紀にあった事件をベースにしてるとあり、驚いた。殺人鬼の伯爵夫人が出てきて怖っ!オスカルの姪っ子ル・ルーちゃんが賢くてお茶目で可愛い!2020/08/07
たんちゃん✡。:*☪·̩͙
18
あぁ、何度読んでもあの場面はダメだ。泣ける。フランス革命に興味持ったのも、この漫画。なぜかマリー・アントワネットを嫌いになれない。 久し振りに楽しめた。2014/05/05