出版社内容情報
戦後、人々の暮らしに貢献した広告はいまやグローバリズムのしもべとなり、人間を衝動的な消費者に変える片棒を担いでいる。60年間広告に関わった著者が語る成長至上主義の限界と新時代の希望!!
内容説明
六〇年にわたり広告の最前線に立ち会った著者が語るその内幕と功罪。そして成長至上主義が限界を迎えたいま、経済力や軍事力のモノサシで測れない成熟した社会のために広告ができることを提言する。
目次
プロローグ 世界は歪んでいる
第1章 計画的廃品化のうらおもて(電球の寿命は一〇〇〇時間?;それはヘンリー・フォードから始まった ほか)
第2章 差異化のいきつく果てに(アメリカ・アメリカ・アメリカ!;人生は広告を模倣する? ほか)
第3章 生活大国ってどこですか(「広告批評」の創刊;広告を広告する ほか)
エピローグ 新しい時代への旅(くたばれ中央集権;広告はどうなる ほか)
著者等紹介
天野祐吉[アマノユウキチ]
1933年、東京生まれ。コラムニスト。博報堂を経て独立。雑誌『広告批評』創刊編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件