集英社新書
早慶戦の百年―学生野球讃歌

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087202137
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

明治三十六(一九〇三)年、一通の“挑戦状”によって早慶戦は幕をあけた。以来百年、この伝統の対校戦は、東京六大学野球のなかでも抜群の人気と集客力を誇り、学生野球だけではなく、日本の野球そのものをリードする存在でもあった。その軌跡には、中断あり、事件あり、あるいは歴史の波に巻き込まれた、長い歳月があった。白球をひたすら追い続けた情熱が織り成す青春譜を、エピソード、ドラマを交えて綴る。

目次

第1章 早慶戦、始まる
第2章 東京六大学野球リーグ発足し、早慶戦復活へ
第3章 占領下で早慶戦再開され、黄金時代を迎える
第4章 プロ野球人気のなかで、歴史に残る早慶六連戦
第5章 高度成長期に入り、人びとの趣味も多様化の時代
第6章 ホームラン時代を迎え、投手力の比重高まる
第7章 平成に入って早慶に復活の気配

著者等紹介

菊谷匡祐[キクヤキョウスケ]
1935年横浜生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。日本リーダーズダイジェスト社を経て文筆の道に入る。幼時より野球に親しみ、六大学野球の熱心なウォッチャーとなる。昭和30年代前半には「早稲田大学新聞」で毎シーズン早慶戦特集号を手がけた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

3
東京六大学野球の早慶戦の歴史がまとめられています。日本の野球を代表する対戦の一つとして多くの人々の関心を集めた早慶戦も、現在は東京六大学野球の一カードという位置づけになっているかもしれませんが、かつての熱狂ぶりや、プロ野球で活躍した多くの選手の名前に触れ、歴史の重みを感じました。2015/01/28

ガジ

2
仕事で読んだ。応援団や監督などの話も盛り込んであるのがよかった。ただ、試合の経過?とか残してくれるのはいいんだけど、苗字だけなので途中から分からなくなっちゃう。水原とか別当とか特徴的なのならわかるんだけどな……2023/05/04

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