出版社内容情報
ルソーとともにフランス革命を推進してきたヴォルテールが,主人公カンディードの運命に託して当時の政治・社会・思想を批判した諷刺小説である.カンディードはさまざまな困難に出会い,いくたびか破局に陥りながらも屈せず,働く喜びを次第に体得してゆく.作品を貫く気品と機智と明晰さはフランス文学のよき伝統を発揮する.
内容説明
人を疑うことを知らぬ純真な若者カンディード。楽園のような故郷を追放され、苦難と災厄に満ちた社会へ放り出された彼がついに見つけた真理とは…。当時の社会・思想への痛烈な批判を、主人公の過酷な運命に託した啓蒙思想の巨人ヴォルテール(1694‐1778)の代表作。作者の世界観の変遷を跡づける5篇のコントを併収。新訳。
目次
ミクロメガス―哲学的物語
この世は成り行き任せ―バブーク自ら記した幻覚
ザディーグまたは運命―東洋の物語
メムノン―または人間の知恵
スカルマンタドの旅物語―彼自身による手稿
カンディードまたは最善説(オプティミスム)
1 ~ 2件/全2件



