内容説明
裁判所という建物のなかで、具体的にはどのような出来事が起きているのだろうか?本書は、そうした素朴な疑問に答えている。著者バーネットは、召喚状を受け取ってから評決を出すまでの経緯を、さまざまなエピソードを交え、臨場感あふれる文章で綴っていく。閉ざされた陪審室のなかで、争点となっている殺人事件の詳細を検討するうち、議論は社会における法と正義のあり方にまで及ぶ。確たる真相の解明が望めない状況で、選択すべきは法の尊重か、正義の行使か?陪審員たちの感情的対立や個人の心の葛藤を通じ、人間の強さと弱さが露わになる。
著者等紹介
バーネット,D.グレアム[バーネット,D.グレアム][Burnett,D.Graham]
米国プリンストン大学歴史学科準教授。17世紀から20世紀にかけての博物学や地理学、地図作成学など、幅広いテーマを研究している
高田朔[タカダサク]
静岡県生まれ。中央大学法学部、東京都立大学人文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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