【紀伊國屋書店出版部】 4月新刊『第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今』
アルツハイマーの次に多い認知症、その数64万人!
もう知らないではすまされない――
幻視、転倒、高齢者のうつ、大きな寝言...... もしかしてレビー小体型?!
レビー小体型認知症は、精神科医である著者が1976年に最初に発見した病気で、近年認知症・介護分野におけるホットなトピックとして注目を集めています。日本で64 万人と言われる患者数に比して、メディアでの報道や書籍などの情報は少なく、一般に知られているとはいえません。医師でさえ正しい知識を持つ人が少ないために、何年もの間正しい診断と治療を受けられず、「幻視」などの特異な症状に苦しみつづける人も多いという現状があります。
本書は、早期発見・早期治療がその後を大きく左右するこの病気について広く知っていただくために刊行されました。第一人者による病気の平易な解説とともに、家族の体験談なども織り交ぜ、現在医療・介護現場などで起こっている問題やこれからの課題に迫っています。