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内容説明
【麻雀とパンケーキと、妹──。】
偶然の再会に動揺する、妹・宮永咲と姉・宮永照。「麻雀は好きではない」、新進気鋭と現役高校生王者のふたりに共通するこの言葉。果たして、その真相とは…？
(C)2017 Ritz Kobayashi
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなほりふくろう
16
中堅戦が面白い。異能バトルじゃない、互いの思惑が交わるまっとうな闘牌は見ててドキドキする。まっすぐ力強く攻めるセーラも気持ち良いが愛宕姉、その受けの凄さと交わしの技に驚嘆のひとこと。準決で何もさせてもらえなかった人も政治が悪い人もちゃんと見どころあって。和了が出るたび控室が盛り上がるさまも、団体戦だねえと気持ち盛り上がって。2017/11/29
highig
12
（ ＾ω＾）五位決定戦の続き・・・と思わせておいてからの宮永照過去回。取り敢えず面子的に見所の少ない次鋒戦はダイジェスト的にカッ飛ばして、宮永照の意外なワンコっぷりを愉しむのだ。中堅戦では案の定セーラや洋榎といったエース級の相手にボコられる有珠山の揺杏・・・しかし準決とは違い一矢報いる！・・・良かった…ホントに良かっですお。んで、五決もいよいよ副将戦。新道寺はここからが本番！表紙を飾るダブルエースが一人白水哩の登場だ。しっかし阿知賀編以来のリザベーションだが・・・相変わらずだなｗ勿論ブーンは大好物ですお。2017/11/26
烟々羅
9
主人公から見ると怖いだけであったその姉の内面がはじめて描かれる。 なるほど、姉もまた、やさしさのあまり手加減をしてしまう妹の主人公の特異な強さが『視えるだけに』怖かったのか。 スピンオフから上がってきたもう一人の特異な主人公・鴨さんと二人が戦っているのを視て、妹だけが化け物ではないとわかると良いね。2018/01/06
紫雲寺 篝
6
「私は麻雀 それほど好きじゃないんです」決勝を控え、相見えた宮永咲と宮永照。照に声をかけようとする咲だったが、照は何も言わずにそのまま去っていく。今まで明かされなかった照の、咲への思いがついに明かされる。舞台は、照と菫が1年の頃へ遡る！！一方、5決も進んでいく。中堅戦の江口セーラと愛宕洋榎の因縁の対決が、今ここで再び！！これまでの因縁を、青春の大舞台で清算せよ……！！意図的に咲と照とがリンクする話の作り方。照が、咲を疎んで突き放したのではなく、別の感情があった事が明かされる。似た者同士なんだなぁ。2017/11/29
甘栗
4
あー出てたね、そして、相変わらず、登場人物がわからんｗでも、照はわかるよ、うん。2018/09/27
