角川文庫<br> 弁当屋さんのおもてなし 海薫るホッケフライと思い出ソース

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角川文庫
弁当屋さんのおもてなし 海薫るホッケフライと思い出ソース

  • 著者名:喜多みどり【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2017/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041061466

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内容説明

北海道・札幌市の路地裏に佇む『くま弁』。願いを叶えるお弁当の作り手・ユウの優しさに触れた千春はもっと彼に近づきたいと思いつつ、客と店員の関係から一歩を踏み出せずにいた。そんな時、悩み相談で人気の占い師がくま弁を訪れる。彼女はユウの作る「魔法のお弁当」で霊感を回復させたいらしい。思い出のお弁当を再現しようとするユウと千春だが……?あなたの食べたいものがきっと見つかる、北のお弁当ものがたり第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

324
ホッケフライ、久しく食べてないなあ…食べたくなるじゃないか。なぬ!ジンギスカンの後にフルーツサンドだと……試したくなるじゃないか。道産子の心をくすぐられるシリーズ第2弾の今作は千春とユウの関係が一気に距離が近づきましたね。ユウさん、やるときはやるね!格好良かったです。くま弁で弁当を買って、青空の下で、中島公園か大通公園で食べたくなりますね。もちろん、本も持って、本も読みますよ。2018/04/10

スズ

164
愛情たっぷりのお弁当を作る「くま弁」のユウに絶賛片思い中の千春は、友達から一歩踏み込んだ関係になる勇気が持てずに悩んでいた。そんな時、店に訪れた女性客から、昔の想い人が作ってくれたホッケのフライがもう一度食べたいという悩みを聞いたユウと千春は、フライの再現に挑戦するが…。ユウと一緒に出掛けたり、彼の新作弁当にアドバイスとしたり、彼と過ごす時間に幸せを感じ、彼が作るお弁当が沢山の人を笑顔にしている事を誇りに思う千春が可愛らしく、ジンギスカンやべこ餅等、北の大地の美味しい料理も登場して、お腹が鳴りそうでした。2017/11/18

ゆのん

161
くま弁シリーズ2冊目。今回も料理が美味しそうだった。ホッケフライやジンギスカンなど、北海道グルメ満載。なかでもホッケフライは一番食べてみたかった。ホッケは足が速いらしく内地では開いたものしか出回らないとのこと。いつか北海道に行き食してみたいものだ。気に掛かっていた千春とユウさんの関係も大きな進展があり3冊目(あるなのかな?)が楽しみだ。それにしても黒川さんは良い味出してる。2017/10/30

おしゃべりメガネ

142
う〜ん、やっぱり空腹時に読んではいけないですね、このシリーズは。とにかく食べ物の描写が素晴らしすぎです。どこを読んでもお腹がグーグー鳴って、ある意味違ったツラさがあります。本作は前作より主人公「千春」と弁当屋で働く「ユウ」の距離感が幾分縮まった感じがします。相変わらず素直に自分のキモチをぶつけれない「千春」にはエールを送りたくなります。「ユウ」もマイペースでおっとり君?なのはいいのですが、もう少しオンナゴコロをわかってほしいかなと。やはり'食'により、生き方は大きく変化していきますよね。ご馳走さまでした。2018/03/23

kouya

130
シリーズ2作目。安心して美味しく読める内容でさくさく読了。4話目「姫竹花籠弁当」千春の友人このみが、私も苦手な子だなぁと思いつつも、終盤泣けた。3巻目待機中だが、お腹いっぱいになってきたので寄り道してから。2021/05/12

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