角川文庫<br> 英傑の日本史 智謀真田軍団編

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角川文庫
英傑の日本史 智謀真田軍団編

  • 著者名:井沢元彦【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2016/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044000134

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内容説明

武田・上杉・北条の大勢力の狭間を生き、信長・秀吉・家康たち天下人を向こうに戦い抜いた真田の知謀とは。真田軍団が繰り広げた死闘と謎多き実像に肉薄。敵味方が錯綜する戦国のドラマを、独自の史観で照らし出す!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二分五厘

16
武田信玄の諜報部門を担い、上野攻略を進めた幸隆。信玄の弟子として武田に尽くし、滅亡後は大名として織田・上杉・北条・徳川・豊臣の間を渡り歩いた『表裏比興の者』にして、精強徳川軍を二度も撃退した『戦上手』昌幸。その影に隠れるも大坂冬の陣では真田丸の籠城戦、夏の陣では家康をあと一歩まで追い詰めた『日本一の兵』信繁(幸村)。真田三代を史料とは別の視点で浮かび上がらせる。『信濃の国』が県民に広く歌われている理由。武田家滅亡の理由。史料に残るわけがない機関。兄弟の進退と『幸村』の謎。過酷な戦国の世で名も実も取った男達2016/02/03

ポチ

15
井沢さんにしてはやや軽い感じの本。昌幸を中心とした真田一族の歴史教科書風。タイトルは「智謀 真田一族編」の方が良さそうかな。2016/03/05

maito/まいと

12
井沢さんのテーマ日本史、今年の流行・真田に焦点を当てているけど、時系列が前後したり、かなり昔から話しをスタートしていて、信繁(幸村)コーナーが終盤しかないなど、既に真田に詳しい方じゃないと理解が追いついていけない一冊(苦笑)。また、井沢さんにしては論調が平凡だったり、取り上げている説自体が古かったり、とキレの悪さも目立つ。やっぱり井沢さんは、織田や豊臣・徳川みたいに時代の変遷の中心にいた勢力を取り上げた方がダイナミックだなあ。真田に関しては、平山さんを初めとした『真田丸』時代考証の方々の著書をオススメ。2016/02/05

Kumisuke92

8
真田丸がいよいよクライマックスな中、良い真田本がないか物色してやっと出会った良書。なぜ真田家は優秀な人材を生み続けたのか、権謀術数な昌幸がなぜ信玄には心酔していたのか、そしてなぜあそこで石田三成についたのか。常々疑問だったポイントに的確に答えてくれた、さすが井沢元彦。2016/10/19

へいがぁ

7
このシリーズにも「史料至上主義」への批判が貫かれており、真田の心象風景が良く判りました。2016/01/30

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