内容説明
御歳94歳。自由闊達な精神のもと、なお旺盛な句作を続けて現代俳句を牽引し、その魅力を全身で発信している俳人・金子兜太。若者にも年寄りにも生きにくい現代を、昨日よりはラクな気持ちで生きられるように、「かくあるべし」と「かくはあるべからず」を柔らかく語って聞かせる。あたかも散文詩集のような口調で語られる、小気味よい人生訓の、とっておきの書。
目次
第1章 問われて答う(「幸せ」と「不幸」をどうとらえるべきか 努力と運の良し悪し これまでの人生に自己犠牲はあったか ほか)
第2章 生い立ち来たるところ(糞尿愛好 糞尿と親しき村 漆と結婚 ほか)
第3章 戦争と俳句―戦地で俳句と訣別し、戦地でふたたび俳句に会う(海軍詩人・矢野武中佐との出会い 矢野中佐の思い出 帰国途中で命を落とした矢野中佐 ほか)



