文春e-book<br> アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

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文春e-book
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

  • 著者名:町山智浩
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784163707501
  • NDC分類:302.53

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内容説明

10億ドルかけてGMがつくった電気自動車はなぜ消えた? 年収360万円の若者に2億円も貸し付けて焦げ付いたサブプライムローン! 避妊方法を教えない「絶対禁欲教育」って何……、泥沼化したイラク戦争から帰国した兵士はどうなった? 生活費に困った未亡人がキッチンで風邪薬から覚せい剤を合成? 大統領選は相手候補の中傷合戦……。ありえない! と笑いながらも、惨憺たる医療保険や破綻した年金問題は、明日の日本の話じゃないかとヒンヤリする1冊。

目次

序章 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
第1章 暴走する宗教
第2章 デタラメな戦争
第3章 バブル経済と格差社会
第4章 腐った政治
第5章 ウソだらけのメディア
第6章 アメリカを救うのは誰か
終章 アメリカの時代は終わるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

30
アメリカ(というかブッシュ政権)の惨状がよく分かる本。軽く読めるのが良い。(でも実はこんな国にへーこらしてる日本のが重症なのかも?)2009/06/08

さきん

29
トランプ大統領誕生のヒントになるようなエピソードがちりばめられている。変なエリートや金持ち、政治家、マスメディアの暴走を食い止められないほど、大衆の知的水準、判断能力の低さがアメリカを覆っている。ブッシュ政権末期の内容が中心となっており、主な話の軸はイラク戦争とリーマンショックになっている。マードックの話が一番印象に残った。日本も我が振りを直さなくてはならないと思うのと同時に、同盟国がここまで不安定であると外交で他の国との関係も考えなくてはならなくなると心配になる。2017/02/05

空猫

26
米国新大統領の一連の報道に,何か米国関連の本をとこれを(←良いのか?しかも10年前のコラムだし)。ブログ記事のようであまり身が入らなかったが,疑問に思っていた点が解明したり,日本じゃ報道されない事を知れた。識者に酷評だったブッシュが大統領に当選したのは?米国一流大の学生は半数以上が外国人?先進国で唯一健康保険がない?宇宙は神が作ったからビッグバンも進化論も信じないし学校でも教えない?一番怖いのは経済格差や貧困層の拡大,大学卒でも就職できず奨学金返済で借金まみれって今の日本が同じ道を辿って…( ゚Д゚)2017/03/10

さよちゃん

19
外国どころか自国の大都市にすら関心のないアメリカ人を、面白おかしく紹介するエッセイかと思っていたら、かなり痛切な政治批判、というかブッシュ批判メインの辛口コラムでした。確かに、海外ドラマを見ていると、この本に書かれている現代アメリカの問題点をよく目にします。田舎のハイスクールが舞台の「glee」では妊娠した女子高生が当たり前のように出産するし、医療ドラマ「グレーズアナトミー」では保険に加入していない患者と医者が偽装結婚したりする。「アメリカンドリーム」という言葉は今は昔の話なのでしょうか。2013/06/27

yumiusa

17
【購入】[再]町山さんの著書の中で、再読の回数が一番多いのがこの本かもしれない。面白いのと読みやすいのと、個人的に興味を惹かれる内容が多いのかな…。何故だろう(笑)2015/10/21

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