内容説明
血液型Ａ型は『責任感』、Ｂ型は『感性』、Ｏ型は『信念』、そしてＡＢ型は『論理』によって行動する――独自の血液型別行動理論を展開する心理学者・湯沢教授の講演内容には、恐るべき陰謀が仕掛けられていた。講演会場にいた警視庁捜査一課の烏丸ひろみ、フレッド、財津警部のトリオは、『私を殺そうとしている者がここにいる』という教授の発言に仰天。しかし、それは序章で、同時刻、遠く離れた湯沢教授の研究室では、前代未聞の殺人劇が展開していた！（『ＡＢＯ殺人事件』改題）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
16
烏丸ひろみシリーズ。血液型別行動理論を展開する心理学者・湯沢教授の講演中、遠く離れた研究室で湯沢の孫娘が死体に…。90年代の作品、この頃は血液型占い人気だったなぁ、星座×血液型占いもよくあった。トリックを成立させられるのは誰だ？と最後まで。明るくて活き活きしてて、この頃のひろみ好きだな。2021/08/24
００７
7
トリックが大胆。2019/11/15
ひで
6
大掛かりなトリック。2016/03/04
シネマクラブ
2
大分前に読みました。 正直、物語はあまり覚えて無いのですが、 序盤に博士が語る血液型考察は興味深く、個人的に参考にしております。
中野（racoon）
2
★★☆☆☆ タイトルに釣られて。被害者の性格・習性から推理を進めるんであれば、もっと人物描写細かくていいのでは？と思った。もう細かすぎ。実際いるのが想像出来るってくらいやってもいいような。
