内容説明
太平洋戦史の中で奇蹟とされる日本軍キスカ島守備隊の無血全員撤収。「霧の作戦」は、いかにして立案され、どのように実施されたのか? すでに何度も描かれた「語るに足る数少ない後味のいい史実」(あとがきより)であるキスカ作戦成功の全貌を、筆者が新取材と、独自の見方で描いた表題のドキュメントほか、戦後、文筆家として初めて玉砕の島を訪れたときの模様を描く「アッツ紀行」、「海軍の伝統と気風について」など、一貫して揺るがぬ著者の視点をあきらかにする好読物を併録。
目次
私記キスカ徹退
アッツ紀行
28年目の真珠湾
海軍の伝統と気風について
(わたしの海軍時代;山本聯合艦隊司令長官閣下;東郷元帥の功罪;広瀬武夫余話;余命と無常感;「あゝ同期の桜」に寄せる ほか)



