内容説明
ブタのこはこうえんにでかけるとちゅうで、キツネのこがころがしたボールをひろってあげました。ちょっとおにいちゃんのキツネのこは「ありがとね」といってかけていきました。その「ありがとね」が、おにいちゃんぽくってとてもかっこよくて、ブタのこもまねしてみたくなりました。そして、いつものこうえんにむかったブタのこですが…。はじめてのひとりよみに。たのしくて、ほのぼのあたたかいおはなし。
著者等紹介
森山京[モリヤマミヤコ]
東京都生まれ。『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作。「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞、『ハナと寺子屋のなかまたち三八塾ものがたり』(理論社)で赤い鳥文学賞を受賞
ささめやゆき[ササメヤユキ]
東京都生まれ。絵本『ガドルフの百合』(偕成社)で小学館絵画賞、『真幸くあらば』(講談社)で講談社出版文化賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はる
56
優しい読後感。ありがとうっていいもんだ。自分で言うのも、自分が言われるのも。本当にそう。でも日常では、つい「すいません」で済ませてしまう私…。色々失敗してしまうけれど、少しだけ成長するブタの子(名前無いの…)。クマのおじさん、ちょっとドキッとしたけれど優しくてホッとした。ささめやゆきさんの描く登場人物の表情が微笑ましい。2021/05/20
ぶんこ
43
あっという間に読み終えてしまう絵本なのですが、読後感はほのぼの。ブタくんの思い出している寝顔の可愛いこと。言われるのも言うのも嬉しい言葉「ありがとう」。少し年上の憧れのキツネ君からの「ありがとう」に心奪われたブタ君がボールを持ってくるところには思わずにっこり。文も絵も素朴で素敵でした。2021/05/31
chiaki
32
キツネのお兄ちゃんが言った言葉「やあ、ありがとね」、去り際にはさりげなく片手を挙げる仕草がカッコよくって、ブタくんは自分も真似をしてみたくなります。思いがけず失敗をしてしまったサルちゃんとのやりとりには心がきゅーんと痛くなりました。『「ありがとうっていいもんだ。じぶんがいうのも、じぶんにいわれるのも」』ホント、これに尽きます!感謝の気持ちを素直に伝えることは、どんなに親しい相手でも絶対大事~。やっぱり言葉に出さなきゃ!旦那に読ませたいわ。笑2020/06/30
anne@灯れ松明の火
26
先日読んだ『なかよくなれたね』が良かったので、シリーズ2作、まとめ借り。タイトル通り、「ホント、ありがとうって言葉はいいもんだ♪ 」とつくづく思った。真似から始めていい。時にはうまくいかないこともある。だけど、感謝の気持ちを忘れず、きちんと伝えられれば大丈夫。森山さん、ささめやさん、素敵な作品を、「やあ、ありがとね!」^^2015/11/19
遠い日
12
年上のキツネの子の「ありがとう」の言い方に、かっこよさを感じたブタの子。自分も言ってみたくてしかたない。そこから始まる齟齬や迷い。ただ、キツネの子と同じように「ありがとう」を言いたかっただけなのに、やっぱりシチュエーションだけ同じでも、心が伴わないとだめだと知る。そんな子どもの小さいけれども大事な経験と成長を瑞々しく描く森山さん。「ありがとう」は心を繋ぐことばだから、心を添えて言いたいですね。2015/08/08




