内容説明
2009年8月の総選挙で、わが国の国政におけるマニフェスト政治は明らかに一歩前進した。だが政策選択より政権選択の色彩が勝ったこの選挙は、本格的なマニフェスト政治の一環としてはなお課題を残している。政治変革のツールとしてのマニフェスト―その作成、実施、評価の在り方を、松沢、古川知事はじめわが国の代表的な実践者が、マニフェスト政治の進展著しい韓国の当事者と共に、徹底討論・考察。
目次
第1章 マニフェスト政治を読み解く―はしがきに代えて
第2章 日韓ローカル・マニフェストの評価と展開
第3章 日本および韓国・大統領選挙とマニフェストの進展
第4章 マニフェスト選挙における選挙管理委員会の役割
第5章 マニフェストの評価と発展:日韓比較「パネルディスカッション」
第6章 マニフェスト検証の流れを