内容説明
ポストコロニアルの地平を激走するアジアを、既成の知・西欧的パラダイムを超えて見つめ直し、都市と農村、経済発展と貧困、階層とコミュニティ等、グローバルとローカルが複雑に交差する位相を多角的に照射・分析する。
目次
序章 グローバル化とローカル化
第1章 ポストコロニアリズムと現代日本
第2章 アジアの都市化の新局面
第3章 アジアの都市‐農村関係の変貌―インドネシアを中心に
第4章 都市中間層の動向
第5章 ポスト開発と国民統合・民主化
第6章 アジア社会の都市グラスルーツ
第7章 マニラのスクオッター
終章 モダニティとアジア社会
著者等紹介
新津晃一[ニイツコウイチ]
1940年生まれ。国際基督教大学名誉教授、ダゴール国際大学日本学科客員教授。立教大学大学院社会学研究科博士課程修了
吉原直樹[ヨシハラナオキ]
1948年生まれ。東北大学大学院文学研究科教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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