目次
第1章 医学への道
第2章 病理学の専攻
第3章 伝染病研究所移管問題
第4章 恙虫病の研究
第5章 伝染病研究所長兼任の十余年
第6章 癌研究会・癌研究所の創設
第7章 戦時体制下の東京帝大総長
第8章 医学への復帰
第9章 癌学者の死
著者等紹介
小高健[オダカタケシ]
昭和4年埼玉県生まれ。昭和29年東京大学医学部医学科を卒業。昭和34年より東京大学伝染病研究所(後に東京大学医科学研究所に改組)にて永年研究生活を送る。大学院生、助手、助教授、教授を経て、平成2年退職。その間、同研究所長を4年務める。ライフワークの研究はマウスにおけるウイルス性白血病感受性遺伝子の解析。発癌過程に関与する多数の動物遺伝子の発見の先駆けとなった研究として世界的に評価されている。平成2年から11年まで埼玉医科大学教授(細菌学教室)。その後、医学史の研究執筆に情熱を注ぐ。平成23年12月23日、永眠。平成4年には、第36回野口英世記念医学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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