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内容説明
500カ所以上の街づくり施設づくりに携わった専門家による新提案。
目次
第1章 気仙沼の「壁」はなぜつくられたのか?
第2章 文化や景観を無視した街づくり
第3章 いつまでも捨てきれない、東京化という幻想
第4章 サードプレイスとは何か?
第5章 サードプレイス的街づくりの実例
第6章 サードプレイスにみる街づくりの未来
著者等紹介
国分裕正[コクブンヒロマサ]
街制作室株式会社代表取締役社長。1962年、北海道・歌志内市生まれ。自身が代表を務める街制作室では「風土の継承」「コミュニティの創造」「自然との共生」を軸に、地域文化が根づく街づくりを手がける。これまで国内外での街づくり、都市再開発、地場文化発信拠点、屋台村など、約30年間で500カ所以上の街づくりや施設づくりに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
27
サード・プレイス。自分自身を考えてみると、多少なりとも、そんな場があるように思う。日常の暮らし、仕事とは別の切り口の場。それが、多くはないが、あるからこそ、やってこれたと思う。改めて、暮らす、営むということを考えた。そこにあるものを、どう捉えるのかだと思う。借り物は借り物に過ぎない部分が多い。2019/12/14
K1
9
地域の良さ残して、その土地の文化や自然を継承し、ひとびとが集い、そして出会いのある街や施設を創出するーサードプレイス(第一が家庭、第二が職場)と街の再生ー施設などのハード面を中心に書かれている。都会のキラキラって、若いうちは憧れるのよねぇー地方にミニ東京なんて、いらない。2019/10/07
も
2
大学の時こういうの好きだったな。今求めていたのとは違った2022/12/07
toshiki
1
サードプレイスというのは、今の時代一番求められる場所かもしれない。人が集まる場所に店を作るのではなく、何もないところに人の集まる場所を作る。こんなことができるなんてなんてワクワクすることだろか2022/07/07
きったん
1
サードプレイスの考え方を言語化したくて手に取った本(オルデンバーグの本が高くて手が出ないので)。地産地消の魅力を売り出し、ミニ東京化しない。持続性のあるコミュニティを築き、人の居場所を作る。など、 後半、同じような成功事例が延々と続いてツラい。ほぼ施設のPR。個人的に、具体的な事例は分かりやすくていいけど、もっと前半パートを掘り下げて欲しかった。 著者の住人の考えや将来性を優先する街づくりは素晴らしく、血の通った仕事は政府主導の地方創生ではうまくいかないと思う。ドキュメンタリーとして見たら良い本なのかな。2021/09/29