内容説明
熊本藩の飛び地として栄えた港町と輪中集落の物語。水害を克服してきた生活の知恵、藩お抱えの刀鍛冶集団、キリスト教布教の拠点(キリシタンベルトの東端)など、小さな輪中に広がる多種多様な歴史をひもとく。
目次
第1章 高田輪中
第2章 輪中の「現」風景
第3章 輪中の洪水史―防災と祈り
第4章 輪中の近代
第5章 江戸後期の輪中
第6章 輪中の刀鍛冶と野鍛冶・入鎌師
第7章 「キリシタンベルト」の東端・熊本藩豊後鶴崎
著者等紹介
長野浩典[ナガノヒロノリ]
1960(昭和35)年、熊本県南阿蘇村生まれ。1986(昭和61)年、熊本大学大学院文学研究科史学専攻修了(日本近現代史専攻)。現在、大分東明高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 挑発の読書案内