内容説明
地球が壊されていく時代には、変わりのない平明な風景が意味を持つ。「退屈な風景」がのびのびと心にひろがっていく。
目次
第1章 アッケラカンの「退屈な風景」
第2章 久留米洋画の系譜
第3章 明善高校美術部の伝統
第4章 本物の芸術をめざして
第5章 脱皮を重ねた優等生
第6章 散りぎわの「さくら」が美しい
第7章 克明に不思議な風景画を描き続けた画家
著者等紹介
多田茂治[タダシゲハル]
1928年、福岡県小郡市生まれ。九州大学経済学部卒業。在学中、『九州文学』『新日本文学会』に参加。新聞記者、週刊誌編集者を経て文筆業。主に日本近現代史にかかわるノンフィクション、伝記を書く。主な著書に『夢野久作読本』(弦書房、第57回日本推理作家協会賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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