出版社内容情報
虫探偵と称される著者が、食べものにつく虫の正体を暴く。食品害虫を通して昆虫の生き様を紹介する、ミステリー仕立ての一冊。
ある日、突然目の前に現れる、うごめく虫たち。
一刻の猶予も許されない事態、虫は放置すれば増えつづける…。
横浜の「虫探偵」と称される著者が、半世紀におよぶ現場のなかから、特に思い出深い事件を選りすぐり、発生源の特定にいたる過程から、功を奏した予防策まで、余すところなく開陳する。
本邦初!ミステリ仕立ての害虫ドラマ。
はたして悪いのは虫か、人間か―。
バレンタインチョコの虫―チャマダラメイガ
製麺所の小さくて平たい黒い虫―ノコギリヒラタムシ
外国製タバコに潜む虫―タバコシバンムシ
F氏のタバコ―ノシメマダラメイガ
エコが生んだ大害虫―タバコシバンムシ
室内を跳梁跋扈する茶色の虫―ジンサンシバンムシ
椎茸にわさわさ、小麦粉にぽつん―カクムネヒラタムシ
手打ちうどん店の床下で―コクヌストモドキ
ワインのコルク栓の中に真っ赤な虫―コクヌスト科
ヴィンテージ・ワインを狙う虫―コクガ
昆虫標本だけにいるわけじゃない虫―ヒョウホンムシ科
ペルシャ絨毯に住み、フカヒレを食べる虫―カツオブシムシ科
招かれざる虫―コクゾウムシ類
益と害は紙一重―ゴミムシダマシ科
人の目は騙せても虫は見逃さない―コメノケシキスイ
カビ臭い虫、キナ臭い人々―カドコブホソヒラタムシ
風流な名前のやっかい者―チャタテムシ類
パン屋の虫―シミ類
唐辛子に潜む虫―タバコシバンムシ
輸入パスタの虫―コクヌストモドキとカクムネヒラタムシ
あいつが帰って来た―ノシメマダラメイガ
3つの珍事―ヒラタコクヌストモドキ
【著者紹介】
東化研株式会社取締役会長。1940年、愛知県生まれ。1957年 、愛知県立安城農林高等学校畜産科卒業。東京・麻布のハム会社を経て、1965年、友人と世田谷にPCO(東化研株式会社)を創業。1984年、同社を分離独立して横浜に同名会社を設立。半世紀に及ぶ、乾燥食品害虫を主体としたコンサルタントの実績は高く評価され、環境大臣表彰などいくつもの受賞歴を誇る。国内はもとより、中国、タイ、フランスなど世界各国の鑑定調査を請け負っている。
内容説明
ある日、突然目の前に現れる、うごめく虫たち。一刻の猶予も許されない事態、虫は放置すれば増えつづける…。横浜の“虫探偵”と称される著者が、半世紀におよぶ現場のなかから、特に思い出深い事件を選りすぐり、発生源の特定にいたる過程から、功を奏した予防策までを余すところなく開陳する。本邦初!ミステリ仕立ての害虫ドラマ。はたして悪いのは虫か、人間か―。
目次
バレンタインチョコの虫―チャマダラメイガ
製麺所の小さくて平たい黒い虫―ノコギリヒラタムシ
外国製タバコに潜む虫―タバコシバンムシ
F氏のタバコ―ノシメマダラメイガ
エコが生んだ大害虫―タバコシバンムシ
室内を跳梁跋扈する茶色の虫―ジンサンシバンムシ
椎茸にわさわさ、小麦粉にぽつん―カクムネヒラタムシ
手打ちうどん店の床下で―コクヌストモドキ
ワインのコルク栓の中に真っ赤な虫―コクヌスト科
ヴィンテージ・ワインを狙う虫―コクガ〔ほか〕
著者等紹介
兵藤有生[ヒョウドウクニオ]
東化研株式会社取締役会長。1940年、愛知県生まれ。1957年、愛知県立安城農林高等学校畜産科卒業。東京・麻布のハム会社を経て、1965年、友人と世田谷にPCO(東化研株式会社)を創業。1984年、同社を分離独立して横浜に同名会社を設立。半世紀に及ぶ、乾燥食品害虫を主体としたコンサルタントの実績は高く評価され、環境大臣表彰などいくつもの受賞歴を誇る。国内はもとより、中国、タイ、フランスなど世界各国の鑑定調査を請け負っている
林晃史[ハヤシアキフミ]
防虫科学研究所長。1934年、山口県生まれ。1956年、静岡大学農学部卒。1959‐75年、大正製薬(株)研究部勤務。1975年より千葉県衛生研究所医動物研究室長、1989年より同研究所次長を経て、1994年退職後、現職。元東京医科歯科大学医学部講師。農学博士。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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