Beret science<br> 招かれざる虫―食べものにつく害虫の科学推理ノート

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Beret science
招かれざる虫―食べものにつく害虫の科学推理ノート

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860644512
  • NDC分類 588
  • Cコード C0045

出版社内容情報

虫探偵と称される著者が、食べものにつく虫の正体を暴く。食品害虫を通して昆虫の生き様を紹介する、ミステリー仕立ての一冊。

ある日、突然目の前に現れる、うごめく虫たち。
一刻の猶予も許されない事態、虫は放置すれば増えつづける…。
横浜の「虫探偵」と称される著者が、半世紀におよぶ現場のなかから、特に思い出深い事件を選りすぐり、発生源の特定にいたる過程から、功を奏した予防策まで、余すところなく開陳する。

本邦初!ミステリ仕立ての害虫ドラマ。
はたして悪いのは虫か、人間か―。

バレンタインチョコの虫―チャマダラメイガ
製麺所の小さくて平たい黒い虫―ノコギリヒラタムシ
外国製タバコに潜む虫―タバコシバンムシ
F氏のタバコ―ノシメマダラメイガ
エコが生んだ大害虫―タバコシバンムシ
室内を跳梁跋扈する茶色の虫―ジンサンシバンムシ
椎茸にわさわさ、小麦粉にぽつん―カクムネヒラタムシ
手打ちうどん店の床下で―コクヌストモドキ
ワインのコルク栓の中に真っ赤な虫―コクヌスト科
ヴィンテージ・ワインを狙う虫―コクガ
昆虫標本だけにいるわけじゃない虫―ヒョウホンムシ科
ペルシャ絨毯に住み、フカヒレを食べる虫―カツオブシムシ科
招かれざる虫―コクゾウムシ類
益と害は紙一重―ゴミムシダマシ科
人の目は騙せても虫は見逃さない―コメノケシキスイ
カビ臭い虫、キナ臭い人々―カドコブホソヒラタムシ
風流な名前のやっかい者―チャタテムシ類
パン屋の虫―シミ類
唐辛子に潜む虫―タバコシバンムシ
輸入パスタの虫―コクヌストモドキとカクムネヒラタムシ
あいつが帰って来た―ノシメマダラメイガ
3つの珍事―ヒラタコクヌストモドキ

【著者紹介】
東化研株式会社取締役会長。1940年、愛知県生まれ。1957年 、愛知県立安城農林高等学校畜産科卒業。東京・麻布のハム会社を経て、1965年、友人と世田谷にPCO(東化研株式会社)を創業。1984年、同社を分離独立して横浜に同名会社を設立。半世紀に及ぶ、乾燥食品害虫を主体としたコンサルタントの実績は高く評価され、環境大臣表彰などいくつもの受賞歴を誇る。国内はもとより、中国、タイ、フランスなど世界各国の鑑定調査を請け負っている。

内容説明

ある日、突然目の前に現れる、うごめく虫たち。一刻の猶予も許されない事態、虫は放置すれば増えつづける…。横浜の“虫探偵”と称される著者が、半世紀におよぶ現場のなかから、特に思い出深い事件を選りすぐり、発生源の特定にいたる過程から、功を奏した予防策までを余すところなく開陳する。本邦初!ミステリ仕立ての害虫ドラマ。はたして悪いのは虫か、人間か―。

目次

バレンタインチョコの虫―チャマダラメイガ
製麺所の小さくて平たい黒い虫―ノコギリヒラタムシ
外国製タバコに潜む虫―タバコシバンムシ
F氏のタバコ―ノシメマダラメイガ
エコが生んだ大害虫―タバコシバンムシ
室内を跳梁跋扈する茶色の虫―ジンサンシバンムシ
椎茸にわさわさ、小麦粉にぽつん―カクムネヒラタムシ
手打ちうどん店の床下で―コクヌストモドキ
ワインのコルク栓の中に真っ赤な虫―コクヌスト科
ヴィンテージ・ワインを狙う虫―コクガ〔ほか〕

著者等紹介

兵藤有生[ヒョウドウクニオ]
東化研株式会社取締役会長。1940年、愛知県生まれ。1957年、愛知県立安城農林高等学校畜産科卒業。東京・麻布のハム会社を経て、1965年、友人と世田谷にPCO(東化研株式会社)を創業。1984年、同社を分離独立して横浜に同名会社を設立。半世紀に及ぶ、乾燥食品害虫を主体としたコンサルタントの実績は高く評価され、環境大臣表彰などいくつもの受賞歴を誇る。国内はもとより、中国、タイ、フランスなど世界各国の鑑定調査を請け負っている

林晃史[ハヤシアキフミ]
防虫科学研究所長。1934年、山口県生まれ。1956年、静岡大学農学部卒。1959‐75年、大正製薬(株)研究部勤務。1975年より千葉県衛生研究所医動物研究室長、1989年より同研究所次長を経て、1994年退職後、現職。元東京医科歯科大学医学部講師。農学博士。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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バニラ風味

18
たいてい著者の横浜の事務所に、こんな電話がかかってきます。「こんなものに××がついてたんだけど、発生源を特定して欲しい」と。粉類はもちろん、チョコレートや、コルク、たばこ、なんと唐辛子にもつくんですって。依頼者は業者が主で、そのエピソードと害虫の名前、その生態を紹介していますが…結構、写真が多いです…。写真は白黒だけど、やっぱグロテスク…。でも、著者も本当は苦手だそうですよ。気持ち悪いけど、エピソードは面白く、かつ勉強になります。エピソードの年代と害虫発見の歴史対比も、とても興味深い。2018/02/24

MOKIZAN

13
間違いなく良い本です。良い本なんですけど、食品メーカーや、原材料品取扱い業者担当者さん達は、気が重くなってしまうだろうし、生活に直結しながら終結が訪れることは無いテーマですね。そもそも人間が美味しいと感じる物を好物とする生き物がいるのは、当然ですから。何時ぞやの御器被りの騒ぎなんか、人間なんかより遥かに生に執着、賢明な彼らは、腹抱えて笑っているんじゃないかな。(リニューアル同品から「ペ〇ングの香り」が薄まったと感じてる人は少数派なのかな。)せめて、ことが起きた時には、大人の事態対処に努めて欲しいです。2016/04/02

ウッチー

4
食べ物につく虫にまつわるエピソードを纏めた本書。害虫の調査、駆除を生業とする著者自身が、日に日にエスカレートする食の安全に対する要求に呆れ顔である所が面白い。10トンの小麦粉に1ミリの虫が1匹入っていただけで、全てを廃棄してしまうような行為を日常的に目にしていれば、批判的な意見になるのも理解できる。2015/12/08

ボル

2
一般家庭や食品メーカーからの害虫に関する問い合わせと対応記録とも言ってよさそうな本。事例に基づき昆虫類が整理してある。輸入された靴底から発生した事例など色々な場所から発生するものだと改めて感じた。面白く読ませていただいた。2018/04/03

なーさん

2
こういう世界もあるのかあ、と興味深かったです。以前自分の家の米びつにコクゾウムシが湧いたことがありました。虫はすぐそこに潜んでいるんだなあと実感。油断すると疎かになりがちですが、食衛生は気を抜けません。2016/01/28

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