内容説明
東京神学大学に「全学共闘会議」=全共闘が設立されたのは1969年9月。解散宣言がなされたのは、1971年1月―その間、共闘会議議長として運動の先頭で闘った著者の全発言録。
目次
第1部(「キリスト教イデオロギー」の止揚に向かって―神学「大学」をめぐる諸問題;言葉・主体・情況―破綻した神学的論理の止揚;真に問われる問題の直視を ほか)
第2部(東神大教授会の正常化の実態―苛烈な全共闘追放作戦;酔いと逃亡を拒否して;結婚は転向への一里塚か―体制的あるいは反体制的家庭論批判 ほか)
第3部(思想と現実の往還―第一コリント七章を中心とするパウロ試論;戦争責任の思想的意味;巻頭文・「考え抜く」こと ほか)
著者等紹介
碑文谷創[ヒモンヤハジメ]
葬送ジャーナリスト、雑誌「SOGI」編集長。1946年岩手県一関市生まれ、宮城県仙台市出身。東京神学大学大学院修士課程中退。元東京神学大学全学共闘会議議長。出版社勤務の後、1990年表現文化社(当時・表現社)設立。雑誌「SOGI」編集長を務めるかたわら、死や葬送関係に関する評論ならびに講演活動をテレビ・新聞・雑誌等で展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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