内容説明
“帝国”は滅び、“文明”は生き続けた―西洋古典学の泰斗グリマルが明かす、ローマ文明の全貌。
目次
第1部 ローマ文明の歴史(起源伝説と初期の時代の真実;共和制から帝政へ)
第2部 選ばれた民(生活と慣習;法律;征服者たち;市民生活と芸術)
第3部 素顔のローマ(ローマとその土地;都市の女王、ローマ;市民生活と楽しみ;地方の主要都市)
著者等紹介
グリマル,ピエール[グリマル,ピエール][Grimal,Pierre]
1912年パリで生まれ、高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリウール)卒業。カン、ボルドーの大学でローマ文明を講じたあと、ソルボンヌ(パリ大学)で30年間にわたって教鞭を執った。キケロ、セネカ、タキトウスなどの古典作品の翻訳も遺している。1996年没
桐村泰次[キリムラヤスジ]
1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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