論創海外ミステリ<br> ジョン・ディクスン・カーを読んだ男

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論創海外ミステリ
ジョン・ディクスン・カーを読んだ男

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846007515
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

巨匠J・D・カーに憧れ、自ら密室殺人を企てる青年。クイーン顔負けの論理で謎を解く老人。身に覚えのない手紙を受け取ったアメリカ在住のワトスン。ユーモラスな結末の表題作をはじめ、「エラリー・クイーンを読んだ男」、「コナン・ドイルを読んだ男」等、ミステリへの深い愛情とあざやかな謎解き、溢れるユーモアで贈る“~を読んだ~”シリーズ全十一編。付録として,チャールズ・ディケンズの愛読者が探偵として事件に挑む「うそつき」等三編を収録。EQMMの常連作家ブリテンによる、珠玉のパロディ群をご堪能あれ。

著者等紹介

ブリテン,ウィリアム[ブリテン,ウィリアム][Brittain,William]
1930年ニューヨーク、ロチェスター生まれ。1952年から86年まで教師の職に就く。64年にミステリ作家デビュー。その後、“~を読んだ~”シリーズと“ストラング先生”シリーズに代表される短編を「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」等の雑誌に精力的に発表。70年代後半からはジュヴナイル・ファンタジーを上梓している。また、ジェイムズ・ノックス名義の作品もある

森英俊[モリヒデトシ]
1958年東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業(在学中はワセダミステリクラブに所属)。翻訳・評論活動のかたわら、ミステリ洋書専門店Murder by the Mailを運営。『世界ミステリ作家事典 本格派篇』で第52回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

35
タイトルの如く、有名なミステリー作家のパスティーシュ集である。表題作の『ジョン・ディクスン・カー~』の落語のようなオチは、さほど、推理小説を読んではいないぬこ田でも、切れ味の鋭さに笑うしかなかった。某探偵漫画の犯人の皆さんのように、犯人にはやることが多すぎ、難度も高いことがこれほどのオチを産むのだ。ぬこ田は『ダシール・ハメット~』と『ジョン・クリーシー~』が好きなのだ。パズル物愛好者なので。番外の『読まなかった男』や『うそつき』も、短編としての出来が良いのでおすすめである。スキマ時間で読める短さですしね。2021/09/30

紅はこべ

16
この中に出てくる作家は全部読んだことあるぞなんて、自慢にはならないな。あ、訂正、ダシール・ハメットは未読でした。まだまだミステリの基礎教養不足。とにかく全作レベル高し。本格ミステリファンなら必読の書。2014/09/01

cinos

12
表題作は何度読んでも面白いです。パロディとしては最高。「クイーンを」は挑戦状まで入っています。「ハメットを」が図書館司書が活躍するのと、謎解きにワクワクして良かったです。ミステリを読まない人には「読まなかった男」をおすすめします。2016/06/30

ふう

9
どれをとっても一級品の面白さ。パロディというには悪いくらい。むしろ上質なオマージュ。どの話もオチがきいててホント楽しく読めたし、このミスなんかでももっと上位に入ってよかったんじゃないかな。ランキングが全てではないけど、”売れる”には重要だし…って”売れる”のが全てでもないけど…って色々ループ&ループ。2008/02/26

DEE

8
短編集。どれもミステリー作家の作品を読んだ男が小説さながらに、少ないページ数の中で鮮やかに謎を解く。手掛かりを小出しにしながらじっくり読ませるのもミステリー小説の醍醐味なら、あっという間に煙に巻くのも特有の面白さだと思う。残念なのは著者が既に亡くなっているということ。2022/10/15

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