内容説明
日本文明とプラスサム社会の構想。古今の文明は“環境”の劣化によって崩壊してきた。市場原理主義は現在、地球環境を喰い潰しながら世界中を巨大なアウシュヴィッツ=絶滅収容所にしている。地球環境再生の鍵を示す斬新な文明論。
目次
第1部 グローバル時代における文明の衝突は如何にして回避し得るか(市場原理主義と文明の衝突;農業と食文化をめぐる文明の衝突;農業と環境をめぐる文明の衝突)
第2部 文明と地球環境との衝突は如何にして回避し得るか(森林経営の諸類型と地球環境問題;森林保全と人道主義の衝突;森林保全と人道主義の両立)