出版社内容情報
ローカルベンチマーク(地域企業評価手法・指標)とそれに基づく対話は事業性評価融資の必須ツール。その全体像をわかりやすく解説。
中村 中[]
内容説明
「第一段階」で地域を把握して情報収集・データ分析を行い、「第二段階」で財務・非財務の企業分析を行う。ローカルベンチマークは、事業性評価融資の必須ツール。地域金融機関生き残りのための必読書。
目次
第1章 ローカルベンチマークの概要とスキーム
第2章 ローカルベンチマークによる対話
第3章 金融機関の「金融仲介機能のベンチマーク」と取引企業の「ローカルベンチマーク」
第4章 ローカルベンチマークの第一段階(地域経済・産業の把握・分析)
第5章 ローカルベンチマークの第二段階(個別企業の経営力評価と対話)
第6章 地域金融機関・支援団体のローカルベンチマーク活用法
第7章 ローカルベンチマークによる地域金融機関内部態勢の課題と対策
著者等紹介
中村中[ナカムラナカ]
資金調達コンサルタント・中小企業診断士。1950年生まれ。三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)入社後、本部融資部・営業本部・支店部、岩本町・東長崎各支店長、福岡副支店長等を歴任、関連会社取締役。2001年、(株)ファインビット設立。同社代表取締役社長。中小企業金融に関する講演多数。橋本総業(株)監査役、一般社団法人資金調達支援センター副理事長、(株)マネジメントパートナーズ顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かわうそまん
3
ローカルベンチマークを活用した地域金融機関の地域企業への関わり方の具体例。内容は非常に分かりやすいし、共感もするが、現実問題として、地域の中小企業の経営者がローカルベンチマークを認識しているか、その手法を受け入れるか、金融機関の稟議・審査制度が迅速化されるかは甚だ疑問に思う。2016/11/17
あずさ
2
分かりやすくて読みやすい。でも知りたい内容とちょっと違ったかも。ロカベンの活用イメージを知りたいので同著者のロカベン活用の本の方が良かったかも。(買うとき迷った。) リレバン、金融検査マニュアル、金融行政指針、ロカベン。この流れが追えてないと多分ふーんで終わっちゃう。金融仲介機能ベンチマークと相まって、決して点数稼ぎの形骸化ツールにならないよう(きっとそんな抜け道はないと思うけど)、ロカベン活用が進めば、すごく変わるんだろうな。にしても銀行さんは過渡期で大変だな。。2017/03/01
Takateru Imazu
1
ローカルベンチマーク ~地域金融機関に求められる連携と対話 2016/10/31 著:中村 中 著者は資金調達コンサルタント・中小企業診断士。 2001年㈱ファインビット設立。同社代表取締役社長。週刊「東洋経済」の選んだ「著名コンサルタント15人」の1人。中小企業金融に関する講演多数。 ローカルベンチマークは、企業の経営者等と金融機関、支援団体、専門家等が、対話を通じて現状や課題を理解し、個々の企業の経営改善に向けた取り組みを連携しながら効果的に促すための手段であり、その接着剤訳の評価手法・評価指標で2016/12/25
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