スフィンクスと日本刀―エジプト大使から見た日本人の美徳

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784813321774
  • NDC分類 319.104
  • Cコード C0031

内容説明

勤勉、正直、和の精神、質素、私より公。非常に似ている!武士道精神とイスラムの理想とする行動様式。

目次

第1章 初めての日本(希望の国、日本;外交官であった父の薫陶;国のために役立つ仕事がしたい;日本の印象;見えてきた日本発展の原動力;エジプトと日本、交流の歴史;日露戦争勝利の意味;非西欧諸国から見た日本の成功;世界から見た日本の成功;日本成功の隠れた理由;求心力の強い日本人;日本を豊かにした税制)
第2章 イスラム教と日本(日本人の宗教性;日本人とイスラム教、交流の歴史;教育の重要性;イスラム教はテロを認めていない;すべては宗教問題ではなく政治問題;人の和を大切にするイスラム教;西洋メディアのメガネではんsく自分のメガネで)
第3章 中東と日本(もっと中東に関心を;テロと宗教は無関係;テロの今下ににあるもの;パレスチナ問題が諸悪の根源;中東諸国が期待する日本の役割;イラクはなぜ侵攻されたのか;一刻も早くイラクを主権国家に;アメリカの「大中東圏構想」の真意は?;大量破壊兵器廃絶と日本;日本に求められる中東地域への投資;外交の役割;日本が国際社会で果たし得る役割)
第4章 イスラム世界と西洋(西側世界とイスラム世界の衝突;文明とは何か;科学分野におけるイスラムの貢献;真の平和実現のために求められるもの;何より優先されるべきパレスチナ問題の解決;多様性を認めてこそ得られる誤解の解消;大事にしたい「静かなる多数派」の声)
第5章 二十一世紀のアフリカ(アフリカ大陸に対するエジプトの視点;アフリカ大陸における日本の貢献と将来への期待;エジプトと日本、両国の協力関係)

著者等紹介

バドル,ヒシャム・モハメッド・モスタファ[バドル,ヒシャムモハメッドモスタファ][Badr,Hisham Mohamed Mostafa]
外交職歴―1983エジプト外務省情報調査局外交館員。1985~1990駐日エジプト大使館二等書記官。1990~1993エジプト外務大臣室一等書記官。1993~1998駐米エジプト大使館参事官。1998~2001エジプト外務大臣室次長。2001~2003アラブ連盟事務総長室長。2003エジプト外務大臣室長。2003~2007駐日エジプト大使。2007~外務次官。学術経歴―1982カイロ・アメリカン大学政治学学士。1984~1985英国オックスフォード大学政治学修士。1987カイロ・アメリカン大学国際関係学修士。1992~1994カイロ・アメリカン大学政治学助教授(「日本の外交政策」講義)。1999~2001同大学政治学教授(「米国議会と中東」講義)。2002~2003同大学政治学教授(「世界政治とアラブ連盟」)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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叔嗣(しゅくし)

0
エジプトの日本駐在大使の日本への思いが綴られ、一般的なテレビの言うようなのとは違った世界からの日本への関心が興味深かったです。イスラム教に対する誤解や偏見が自分の中にあったんだなと認識できました。2012/12/15

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