内容説明
史上最大の抗争といわれた「山口組vs一和会抗争」に勝利した後の1989年、渡辺芳則が山口組五代目組長を襲名。以降山口組は勢力を急拡大し、空前の組員4万人体制を作り上げた。その一方で内部対立は深刻の度を増していく。97年にはナンバーツーの宅見若組が組内の襲撃者に射殺され、05年、本来は終身制であるはずの渡辺組長自身もクーデター同然に座を追われた。16年におよぶ五代目時代は「地位とカネをめぐって山口組の無法者たちが血で血を洗う相克劇を繰り広げた時代」であった。
目次
第1章 五代目体制がヤクザ気質を変えた
第2章 暴力団対策法と山口組の命運
第3章 山口組はバブル経済にどう翻弄されたか
第4章 山本広の死と総会屋
第5章 阪神淡路大震災とオウム真理教
第6章 裏社会のカネ詰まり現象
第7章 宅見若頭射殺
第8章 カネを追いかけるヤクザ
第9章 六代目山口組の成立
終章 陰謀うず巻く五代目山口組
著者等紹介
溝口敦[ミゾグチアツシ]
1942年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、出版社、広告代理店勤務を経て作家に。2003年には『食肉の帝王―巨富をつかんだ男 浅田満』(講談社)で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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