内容説明
最強の素人怪談蒐集家たちが集結、己の持ちうる極上のネタを惜しげもなく披露してくれた実話怪談コンテスト「超‐1」。それを歴史に残すべく始まったメモリアルプロジェクト「怪コレクション」シリーズもついに最終巻を迎えた。当初、コンテストの優秀作品を傑作選としてまとめる目的で始まったこのシリーズは、いつしか驚くべき進化を遂げて羽ばたき、思いもよらぬ地へと着陸した。そう、新たな傑作=新作の誕生である。「超」怖い話を胎教とし、「超‐1」の産湯をつかって世に現れ出た才能=我がチルドレンたちは、コンテスト終了後も貪欲にさらなる怪異を狩る旅に出ていたのである。その釣果はご覧の通りである。「誕生」、「成長」、「巣立ち」―この華麗なる三部作はまさしく怪談新時代の幕開けとなるだろう…。
目次
丑の刻(薮蔵人)
継続(sora)
集団感染(与粋鴎歌)
黒いポリ袋(もりけんた)
夜間押しボタン式(与粋鴎歌)
採集(薮蔵人)
スルメイカ(北極ジロ)
深夜、ホームにて(sora)
無間地獄(北極ジロ)
廻る廻る(hy drogen)〔ほか〕
著者等紹介
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。“怪談コレクター”として多数の著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夢追人009
233
本書は無名作家の傑作選で荒唐無稽気味の素人っぽい作品が多く載せられていますが、まあプロらしくない新鮮さも味わえて人によってはまた新たな発見もあるかも知れないなと思いますね。まあ、つまらないなと思える作品もあるかも知れませんが、お許し下さいね。『ニコルソン』hy dorogen:ジャック・ニコルソンによく似ていた男が「そこを飛んでいたんですか?」と聞くと「いえ、飛んでいたのは首だけです」「胴体は?」と聞くと彼女は車道の反対側を差し「本人かどうかわかりませんけど、あっちへ走っていた胴体が多分そうじゃないかと」2022/04/09
鬼灯の金魚草
28
「どどどど」の女性の強い事!本物の子ども(幽霊?)じゃないのがわかってたら全力でぶん殴っておいたのにって( ゚д゚)「漁」海の上では色んな事があるんですね。「予感」これはクスって笑ってしまった。「直腸内異物」恐ろしいやら悲しいやら何でそんな事になったのか知りたいような、知りたくないような。2017/08/08
りんか
2
読了2020/06/10
しおつう
2
「子供の遊び」と「下心」、あと「集積場」が怖かった。最後の「直腸内異物」は手を加えれば短編のドラマ化も出来そうな感じ。2014/01/21
buchi
2
一番最後の話「直腸内遺物」が衝撃だった。心を抉っていくような暗い話は、しかしながら怪談好きにとっては魅力的にうつってしまう。一体どのような背景があったのだろう。一家の冥福を祈りたい。2013/09/30




