知的障害を抱えた子どもたち―理解・支援・将来

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知的障害を抱えた子どもたち―理解・支援・将来

  • 平岩 幹男【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 図書文化社(2024/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784810047820
  • NDC分類 369.49
  • Cコード C3037

出版社内容情報

【知的障害を抱えた子どもたちのために、何ができるか】
半世紀にわたり子どもの診療・支援に携わってきた著者が、子どもと関わるすべての大人が知っておきたい内容を1冊にまとめました。
知的障害とは何か、子どもたちのために何ができるか。診断から就学・就労、その後の生活まで、人生全体を見据えた支援のあり方を探ります。

○構成
1章 障害とは
障害の医学モデル/障害の社会モデル/どのように医学モデルと社会モデルを包摂するか

2章 知能とは・知能検査とは
知能とは/知能検査/何がわかるか/結果は絶対か/人工知能

3章 知的障害とは
知的障害とは/知的障害の頻度とわが国の現状/療育手帳/知的障害の原因/遺伝的要因/知的障害に合併しやすい/乳幼児健診/著者はいつごろ診断しているか/知的障害は治るか/生活能力を基本に考える/境界知能とは/非認知スキル/タテの発達・ヨコの発達

4章 学び・教育をめぐって
就学先/特別支援教育/通級による指導/就学前の学びの場/小学校入学に向けて/就学先を決めるときに/中学校(中学部)に向けて/高等学校(高等部)/高等学校(高等部)以降/不登校/いじめ/多機関連携/モラトリアム/ GIGAスクール構想 /学びは続く

5章 社会資源
公的支援の窓口/児童発達支援・放課後等デイサービス/療育・教育施設/医療/特別児童手当・障害児福祉手当/地域生活支援事業

6章 合理的配慮
ユニバーサルデザインとバリアフリー/障害者差別解消法/ NGワード

7章 コミュニケーション課題
コミュニケーション/代表的な介入プログラム/ AIの広がる未来/児童虐待/強度行動障害とその周辺/行動援護

8章 発達障害との関連
発達障害と神経発達障害(症)/自閉症スペクトラム障害/ ADHD /特異的(限局性)学習障害/発達性協調運動障害/チック・トゥレット障害/選択性緘黙

9章 性の問題をめぐって
初めてのかかわり/七生養護学校事件/著者と性教育/知的障害と性教育/性被害、性加害/月経(生理)/日本版DBS /性処理/性の権利/ LGBTQ

10章 ライフスキルトレーニング
ライフスキルトレーニングの内容/ ABC分析/不適切行動への対応/きりかえ・タイムアウト/幼児期の対応/あいさつ/要求・選択・諾否/ヘルプサイン/感情表現/お手伝い/対人距離感/社会的妥協/数について/お金と時間/ 5W1Hと日記/運動/ ICTとゲーム・スマートフォン/健康状態の把握

11章 成人になるまでに考えておきたいこと
親権をもっている間しかできないこと/成人したらできること/家族の状況/30年後のイメージ/1時間・3時間/あいさつと保清・安全/就労/趣味と余暇/詐欺や犯罪/いつ決めるか

Take Home Message

内容説明

いま、できることを考えよう。子どもとかかわるすべての大人に知ってほしいこと。知的障害を抱えていても介入できることは多い。知能指数は変わらなくても日常生活でできることは増やせる。できることが増えれば生活も楽になりサポートも受けやすくなる。大人になっても学びを続け、すこやかで穏やかな日々を過ごす。

目次

第1章 障害とは
第2章 知能とは・知能検査とは
第3章 知的障害とは
第4章 学び・教育をめぐって
第5章 社会資源
第6章 合理的配慮
第7章 コミュニケーション課題
第8章 発達障害との関連
第9章 性の問題をめぐって
第10章 ライフスキルトレーニング
第11章 成人になるまでに考えておきたいこと
Take Home Message(覚えておいていただきたいこと)

著者等紹介

平岩幹男[ヒライワミキオ]
医師、医学博士、Rabbit developmental research代表。公益社団法人日本小児科学会、日本小児保健協会名誉会員。1951年戸畑市(現北九州市)生まれ、1976年東京大学医学部医学科卒。三井記念病院、帝京大学医学部小児科、戸田市立医療保健センターなどを経て現職。厚生労働省、環境省委員会委員、国立研究開発法人国立成育医療研究センター理事、東京大学大学院医学系研究科非常勤講師など歴任。2002年母子保健奨励賞、毎日新聞社賞受賞(皇居参内)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

6
最高ですね。先生渾身というか2024/04/06

鳩羽

3
障害とはなにか、その中でも知能、知的に障害があるとはどういうことか、そういう子にどういう介入の方法があるのかなど、成長の過程に緩やかに沿いながら、分かりやすく解説する本。平易な文章で、そういう意味でも読みやすい。個人の問題に帰結する医学モデルだけでなく、社会で包括していく社会モデルの視点が、障害があるからそれで終わりなのではなく、どのような生活ならできるのかという具体的な目標、まさしく生きていくための地図を与えてくれる。いろんな技術、支援を使い、できることを増やす。経験に裏打ちされた信頼に足る内容に思えた2024/05/05

happy55703

2
・知的障害を抱えている場合でも、特に子どもの時期には介入できることが多い・知能指数は改善しなくても日常生活でできることは増やせる・それによって生活も楽になるし、サポートも受けやすくなる・成人になっても「学び」を忘れないで続ける・数十年後にすこやかで穏やかな日々を過ごすことが目標2024/08/05

belter

1
「あきらめないで! 自閉症 幼児編」に続けて読了。「知的障害」(自閉症とも共通する部分も多い)について、親が知っておくべきことが網羅的に記述されており、大変分かりやすい。特に「第4章:学び・教育」(就労までについて。その後も学び続けコミュニケーション力を磨いていく)。「第7章:コミュニケーション課題」(具体的な方法を分かりやすくおさらい)。「第10章:ライフスキルトレーニング(生活能力×対人関係×学習×運動。不適切行動を「切り替えて」消す)がとても有難い。何度も立ち返る1冊になると思う。2024/12/15

0
知的障害を抱える子どもに何が必要か。考えさせられた。何をもって障害とするのか、難しいところもあるが、目の前の一人ひとりに合った支援を探していきたい。2025/02/09

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