現代教育制度改革への提言〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798912004
  • NDC分類 373.1
  • Cコード C3037

内容説明

制度は一旦形成されると固定化され、次第に硬直化し改革を阻む。社会変化を視野に、これに抗して制度の弾力化と有効化を図るのは研究者の使命の一つだ。学会の総力を挙げ、初期教育から高等教育、さらに経営・行政制度に至るまで、9分野にわたり、今日を生きる人材育成のため最適の制度の設計・改革を追求した本書は、制度の硬直化に対する強力な「揺さぶり」となるだろう。下巻は高等教育以下5章にわたる包括的考察・展望である。

目次

第5章 高等教育の革新と質保証(大学単位制度の再構築;学修評価制度の改革提言;学習支援に関する政策提言)
第6章 教員制度(教員制度改革の争点と展望―教員評価の問題を中心に;対保護者トラブルに遭遇する教職員への支援体制の現状と課題)
第7章 専門教育・生涯教育制度(専門職制の強化と市民協働;生涯教育施策の課題と展望;生涯学習社会の構築の再検討―欧州の学びシステムの再編から)
第8章 看護教育・福祉教育制度(看護養成機関の多様性とカリキュラム;看護・医療・福祉職の資格制度と専門職性;「健康権」を保障する看護・福祉教育制度の意義と課題)
第9章 教育経営・行政制度(学校教育の法化現象とスクール・コンプライアンス;現代資本主義国家における教育行政とその改革;学校改善に向けた学校支援制度の構築)