内容説明
大学授業の改革は今や不可欠の実践課題だ。大学大衆化そして評価とアカウンタビリティを基軸とした改革の趨勢は全大学教師に対し、学生の質向上を保証する授業方法の具体的改善を求めている。今日の大学における授業改革の目的と、近年の大学授業研究の展開を踏まえて、前大東文化大学学長としての活動経験および自らの多彩な授業実践事例を通じ、「現場」からこの重要課題に答える。
目次
第1部 大学における教育改革と授業研究(大学における授業研究の背景;授業評価とFD活動;大学における授業研究の展開―主な関連書籍を一挙書評;大学における授業研究の課題)
第2部 大学における私の授業改善の試み(大規模講義・「教育方法論」における改善の試み;中規模講義・「生活(科)」における改善の試み
ゼミ(専門演習)における実践と私の授業修行)
著者等紹介
須藤敏昭[ストウトシアキ]
1943年群馬県群馬郡中川村(現・高崎市)に生まれる。1962年群馬県立高崎高校卒業。1966年東京大学教育学部卒業。1971年東京大学教育系大学院博士課程修了。1974年大東文化大学専任講師。1985年大東文化大学教授。1999年~2005年大東文化大学学長。専攻は教育学、教育方法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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