内容説明
グローバル化の進展の中、突発する新たな事態―それは世界に予期せぬ変動をもたらし、平和、戦争、民主主義、そして、経済、情報、環境等、あらゆる既成概念に見直しを迫る。この変貌を続ける世界を国際関係学はどう捉え、その体系性と総合性をいかに構築するか。現代の国際関係が孕む新たなアクチュアリティに、深化した理論の眼で挑むテキスト。
目次
変わりゆく国際社会と国際関係学の課題
世界の資本主義体制の変遷
「文化」とは何だろう
戦争と平和から見た国際関係
グローバル化時代の政府間関係
地球環境問題と国際関係―環境政策のグローバル化
民主主義の民主化と越境する市民社会/社会運動
移民、エスニシティ、多文化社会
ヨーロッパの統合
情報とメディア
近代工業化のあゆみと南北問題
世界の中の日本経済
国際社会のなかの日本と東アジア
著者等紹介
奥田宏司[オクダヒロシ]
立命館大学国際関係学部教授(国際金融論)
佐藤誠[サトウマコト]
立命館大学国際関係学部教授(社会開発論ほか)
原毅彦[ハラタケヒコ]
立命館大学国際関係学部教授(文化人類学)
文京洙[ムンギョンス]
立命館大学国際関係学部教授(政治学・韓国現代史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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