内容説明
哲学は森羅万象に目を向けながらも「自己という問題系」につねに立ち帰る。人間は自己を問い他者を気にかける動物である。第5巻の議論はこの「自己」をめぐって展開される。
目次
序論 在ることと為すこと―私を満たしにくるもの
第1章 意識
第2章 欲望
第3章 自由・意志・感情
第4章 呼びかけられる私、呼びかける私―「自己」の由来と行方について
第5章 世界の中で驚くこと―好奇心と情報消費の欲望
第6章 人の傍らで
著者等紹介
松永澄夫[マツナガスミオ]
1947年生まれ。立正大学教授・東京大学名誉教授
浅田淳一[アサダジュンイチ]
1956年生まれ。筑紫女学園大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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