内容説明
独・伊・ソ連の枢軸国と米・英・日本が中心の連合国が死闘を繰り広げた第二次世界大戦は、1943年7月にドイツが突如、休戦を申し入れたことで終わりを告げた。その後、世界は日・英・豪・インドを中心とする大亜細亜同盟と米・独・ソ連を軸とする枢軸連合に二分された。1950年、インドに侵攻したイラン軍を牽制するため、大亜細亜同盟は中東に艦隊を派遣。ドイツが宣戦布告するが、同盟軍中東派遣艦隊は枢軸連合艦隊をソコトラ島沖海戦で破った。野望を挫かれたヒトラーは、アメリカに大亜細亜同盟への宣戦布告を迫り、米海軍は太平洋艦隊に出撃を命じた。同盟軍艦隊はマリアナ沖海戦で完敗を喫し、中核となる空母・戦艦を失って退却を余儀なくされた…。書下ろし長編仮想戦史。
著者等紹介
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
昭和43年生まれ、東京都出身。テクニカルライターを経て作家デビュー。太平洋戦争や戦国時代を舞台とする架空戦記を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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