「暗記する」戦略思考―「唱えるだけで」深く、面白い「解」を作り出す破壊的なコンサル思考

高松 智史【著】

かんき出版（2023/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 296p／高さ 21cm
• 商品コード 9784761276867
• NDC分類 336.4
• Cコード C3034

出版社内容情報

「暗記する」戦略思考とは何か？

一言で表せば、「プラクティカルに頭の使い方、面白い解の作り方」が学べる本。

もう少し言うと、
「戦略思考」＝「解、答え、意見、メッセージ」を作り出す考える技術を、「暗記する」＝「考える際に自分に問う、声に出して唱える」フレーズを覚えるだけで身につけられる「思考技術」の本となります。

違う表現をしますと、
ベストセラーとなった『コンサルが「最初3年間」で学ぶコト』では描かれていない、
コンサルタントの武器、思考技術にフォーカスした、秘伝の思考が学べる本。

内容説明

暗記は、天才を超える唯一の方法。

目次

はじめに（というか、第０章）
第１章　「暗記する」戦略思考講義（「暗記する」戦略思考講義１＝大学１年生の英語留学；「暗記する」戦略思考講義２＝カインズ；「暗記する」戦略思考講義３＝車の教習所　ほか）
第２章　「暗記する」戦略思考のスウィッチ化―ビジネス・人生で「唱える」準備をする（戦略スウィッチ０１　「大学１年生の英語留学っぽく考えてみると」＝リアリティ・スウィッチ　イズ　キング；戦略スウィッチ０２　「カインズっぽく考えてみると」＝敵は誰か？消費者の意思決定の分岐；戦略スウィッチ０３　「車の教習所っぽく考えてみると」＝ホーム・アウェイを地理的、視覚的に　ほか）
第３章　「暗記する」戦略思考マップ（「整えます」が、これだけはお忘れなく　先割れスプーンはカツカレー用に非ず；「本書の使い方」というか、この単位で「丸暗記」　凡人が天才に勝つ方法；「思考体力」からの「思考の瞬発力」　第３章の存在意義　ほか）

著者等紹介

高松智史［タカマツサトシ］
「文系数学の問題を２千問、暗記して、合格した」一橋大学卒。「親友の土居ノ内さんに薦められて、入社した」ＮＴＴデータを経て、「正しさを超えた面白さ、インパクトを追求する」ＢＣＧを経て、「考えるエンジン講座」「考えるエンジンちゃんねる」を提供（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とも]

オーディオブック。 とても面白かった。暗記は得意な方だったので、とても参考になった。12の戦略スウィッチ、組み合わせれば色んなバリエーションができる。 まずは形や型を身につける、意識しないでそれができるようになって、工夫がいきてくるんだろうな。

2024/05/13

[ポチポチ]

高松智史さんの本を複数読んでいると頭に残ってしまうフレーズ「プロセスがセクシー」これは答えのないゲームを攻略するためのヒント。この本の他にはない所は、徹底的に読者の頭に残るための工夫がなされている所。戦略の定義などは終盤に出てくるのみで、ひたすら思考のフレームワーク的なものが頭に残るようになっている。もう一度聴く【Audiobook聴き放題】

2024/05/08

[しゅー]

★★★う〜む。この著者はかなりクセが強いんだよなぁ。しかも本書の構成は相当に独特だ。経営戦略版『英語のハノン』とでも言うべきか。12個の戦略的な考え方について、とにかく唱えて暗記することを目的としている。ビジネス書ってサラサラと読んで「ウンウン、分かった！」と思って何も残らないパターンが多いから、「暗記」すれば必ず使えるという本書の主張は説得力があった。特に経営戦略本は「戦略はアート」みたいな捉え方をしていて、「後は実地でよく考えましょう」みたいな書籍が多いからなぁ。真面目に読むとかなり頭に負荷がかかる。

2023/09/09

[Salsaru]

考え方のトレーニング本。これは、中学生ぐらいにやるといいのではないかと思った。よかった。

2023/08/27

[ちきゅう]

短いケース的な問題を解きながら、思考の幅を広げつつ、考えるべき思考の軸を覚えさせていく。この答えが必ずしも正しいわけではないだろうが、思考のトレースができるという点でなるほどなという点も多い。会話口調で読みやすい。

2023/10/22