平凡社新書<br> 犬の伊勢参り

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平凡社新書
犬の伊勢参り

  • 仁科 邦男【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582856750
  • NDC分類 175.8
  • Cコード C0239

出版社内容情報

明和8年、犬が突然、単独で伊勢参りを始めた。以来、およそ100年にわたって伊勢参りをする犬がしばしば現れた。本当にあったヒトと犬の不思議な物語の謎を明らかにする。

内容説明

明和八年四月、犬が突如、単独で伊勢参りを始めた。以来、約百年にわたって、伊勢参りする犬の目撃談が数多く残されている。犬はなぜ伊勢参りを始めたのか。どのようにしてお参りし、国元へ帰ったのか?そしてなぜ明治になって、伊勢にむかうことをやめたのか?事実は小説より奇なり。ヒトとイヌの不思議な物語の謎を探る。

目次

序章 犬が拝礼した
第1章 「虚説」か「実説」か―明和八年、御蔭参り
第2章 単独で伊勢参宮
第3章 文政13年の御蔭参りと「不思議」の正体
第4章 神宮と犬、千年の葛藤
第5章 ぞくぞく犬の伊勢参り
第6章 豚と牛の伊勢参り
第7章 長旅をする犬たち
終章 犬たちの文明開化

著者等紹介

仁科邦男[ニシナクニオ]
1948年東京生まれ。70年、早稲田大学政治経済学部卒業後、毎日新聞社入社。下関支局、西部本社報道部、『サンデー毎日』編集部、社会部、生活家庭部、運動部、地方部などを経て2001年、出版局長。05年から11年まで毎日映画社社長を務める。名もない犬たちが日本人の生活とどのように関わり、その生態がどのように変化してきたか、文献資料をもとに研究を続ける。07年より会員誌『動物文学』(動物文学会発行)に「犬の日本史」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

182
新書大賞の2位に選ばれた一冊なので読んでみた。江戸時代の動物とか、日本人の伊勢参りに対する意識とかが垣間見ることが出来て面白かった。2014/02/18

徒花

93
まあまあかな。江戸時代に人々の間で流行した伊勢参りを、じつは犬たちもやっていたのではないか、ということを、文献をベースに紹介していく一冊。膨大な資料から、そうした事例が報告されているものを挙げていくのがメインで、読み物としておもしろいかというと、そんなでもない。ただ、当時の伊勢神宮の制度とか、犬と人々とのかかわりかたとか、そういう文化的な側面も学べる。

Maybe 8lue

48
伊勢神宮が禁忌としていた犬がお伊勢参りを始め、噂話だったのが周知の事実となり、そんな事あるわけないじゃない…と現代のようになるまで。「翁丸物語」を書いた十返舎一九や里見八犬伝の滝沢馬琴なんかも出てきます。(阿波からおさんという犬が出てたとは!!)野良犬と里犬の違い、ラ卒から犬を守った木札、そして種明かし…。ヒントはドイツの計算できる馬「賢いハンス」人の心の動きが犬たちの行動に投影され促されたというわけでした、なるほど☆2015/01/30

ポルトン

46
引越しバタバタ中に図書館で借りたので結局最後まで読めずに返却… ラスト1章だったのに… 感想は再読後に書きます。゚(゚´Д`゚)゚。2018/08/20

はちてん

34
これは面白い。犬の単独伊勢参りのことは知っていたけれど、こんなに真面目に検証していただいて面白いやら嬉しいやら。益々犬が愛おしくなる。そして江戸時代というある種特異な時代の一部が浮き彫りにされているかも。江戸末期来日した外国人が一番印象的なのは、市井の人々が常に微笑み笑う姿だったと読んだことがある。2013/04/02

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