出版社内容情報
家庭を営み、ステータスを誇示するため、20世紀初頭の英国では、
最貧困層を除くほとんどの階級、80万世帯が使用人を雇っていた。
家事奉公人の声なき声を収集し、彼らの仕事と身分制度を通して描き出す、
もうひとつの英国史。
内容説明
家庭を営み、ステータスを誇示するため、二〇世紀初頭の英国では、最貧困層を除くほとんどの階級、八〇万世帯が使用人を雇っていた。家事奉公人の仕事と制度を通して、家と社会の激動の時代をあざやかに描き出す。
目次
第1部 象徴的なしぐさ
第2部 神聖なる信頼
第3部 アンビバレンスの時代
第4部 虚飾と精神生活
第5部 新しいエルサレム
第6部 「彼女たちの時代はもうごめんです」
著者等紹介
レスブリッジ,ルーシー[レスブリッジ,ルーシー] [Lethbridge,Lucy]
作家。ロンドン在住。児童向けの伝記や歴史読み物を多数執筆してきた。2002年に上梓したAda Lovelace:The Computer Wizard of Victorian England(Who Was…?)で、BBC主宰のブルー・ピーター・ブックアワードのノンフィクション部門賞受賞
堤けいこ[ツツミケイコ]
翻訳家・文筆家。ロンドン大学ゴールドスミス校大学院視覚芸術学部修士課程修了。1988年から2005年のあいだに3回渡英し、ロンドンで11年暮らす。雑誌『Casa Brutus』をはじめ記事の執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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