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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿輸迦
4
「はだかのくすりゆび」から3年が経過した後日譚。翠さんは、(たぶん瀬戸内の)大きな橋がかかる島で”かわせみ”という小料理屋を営んでいる。しかも、前作よりも若返っている。禁欲生活をしていたようだが、淫欲を抑えることはできず尾野というチェロを弾く風来坊とヤってしまう。旦那さんとも離婚しているようで、今更性欲抑える必要ないと思うし、これでいい。P20で「翡翠(かわせみ)の翠は雌、翡は雄、あわせてつがいで翡翠」と書いてるけど、検索する限りではそんな謂れは無いようだ。2018/05/21
私的読書メモ漫画用
2
直前に読んだ『ひるがお』によく似て、非常に抒情的で、「文学的」と形容しても良さそうな作品でした。寂れた島を舞台に、雰囲気の演出が素晴らしいです。悶々と自慰に耽るばかりだったヒロインが、ついに男との行為に及ぶクライマックスは、溜めに溜めただけあり、気合の入った演出・描写と相まって、非常に「クる」ものがありました。2019/08/03
ポラリス
2
性的な描写が多いですが、同性の私はスルー的に見れたので、詩情漂う自叙伝として読めました。 中年に差し掛かった女性の魅力や心の陰りをうまく描き出し、漂う諦観や全ては終わったことなのだという淡々とした描写に、ほっとさせられる。 現実に疲れると見てしまう本です2016/09/08
二代目よしぞ
2
この人の書く女性は、僕はとても好きだなぁ・・・2015/03/05
とり
0
★★☆☆☆2017/02/13