内容説明
人と人とが「サンキュー」で結ばれ、「つながる」ことが心が満たし、顧客の財布を開かせる。顧客とつながり、愛されること。プラットフォームがどんなに変わっても、これがビジネスの原点。ソーシャルメディアで世界一成功した男の手法。
目次
第1部 サンキュー・マーケティング=ビジネスの原点!(あらゆるものが変わったけれど、変わらないのは人の本質;察知し、すぐに行動すべし;一歩を踏み出せない11の言い訳)
第2部 サンキュー・マーケティングで勝利する方法(企業のカルチャーとして発信する;伝統的メディアと組み合わせる;顧客とのキャッチボールを続ける ほか)
第3部 サンキュー・マーケティングの成功例(顧客の前に姿を見せる―B to BのIT企業の事例;コミュニティと対話する―バーガーショップの事例;大局と細部へのこだわりでブランドを確立―ホテルグループの事例 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっちゃん
1
顧客の生涯価値。消費者は売りつけられることに飽き飽きしている。2020/12/08
石井寛人
0
〈要約〉顧客とつながり、愛されること。それがビジネスの原点であり、最大の利益を生み出す方法。現代ではソーシャルメディアを用いることでより多くの人と「サンキュー」で結ばれる時代であり、本書ではその「サンキュー・マーケティング」について書かれている。〈感想〉ここで語られていることは「村づくり」の考え方だと思った。目の前の人に対して誠実に接し、全力でその人の幸せに貢献することが自分の利益につながる。それを実践することはとても難しいが理想的な働き方、生き方だと思う。2015/08/07
Tsutomu Yamamura
0
インターネット、SNSを活用したスモールビジネスの成功例として紹介されることもある著者。今ではワイン販売業ではなく、コンサル活動しているとのこと。自分がワイン解説する映像を流し、顧客と密接な関係を作りあげるビジネスモデルは先駆性あふれるもの。ソーシャルメディアは猛スピードで走り抜ける列車で、生き残るためにはそれに乗り込むしかない。でも、その基礎は顧客を思いやる心と行動、経営者の正直な気持ちだという主張に納得。商売の大事なところって、結局変わらないものなんですね。そうだとすれば安心です。2013/12/21
げん
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タイトルが気になり、著者がワインライブラリーTVの人と分かり手に取った本。ソーシャルメディアを活用して実家の酒屋を年商300万ドルから4500万ドルへと拡大した著者が、ソーシャルメディアの活用について熱く語った内容。単発のキャンペーンで終わるのではなく、長くファンになってもらうためのヒントが詰まっている。サンキューマーケティング、顧客と本音で本質的なコミュニケーションを実践する企業のみ生き残る。納得したら実践あるのみ。2013/12/04
nao
0
ソーシャルメディアの事例。一人一人の顧客と繋がる可能性。大事なのは善意。口コミ。楽になったわけでなく更にスピードの早くなった世界でやらなければなくなった。ただの宣伝用では使えない。2012/07/04