短夜の髪―京都市井図絵

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334928513
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「ええ骨董品は心を慰め、裏切らへん」。地道に真っ当な商いをする茶道具屋「柊屋」を舞台に、京の町に健気に生きる男女と、骨董に魅せられた人々の喜怒哀楽を描く。

著者等紹介

澤田ふじ子[サワダフジコ]
1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学文学部卒業。1975年『石女』で第24回小説現代新人賞、1982年『陸奥甲冑記』「寂野」で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。第23回京都府文化賞功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

33
昔で義理人情に厚いとはいえ、こんな善人の茶道具屋さんがいるのかな^^; 時代ものを読み慣れてないから、よくわからないけど 江戸ファンタジーなのかしら。とりあえず最終的にはふんわりほっこりした結末でした。「危ない橋」では こうやって堕落したお坊さんによってお寺から宝物が売り飛ばされ、大大名やらの所有になり 国宝とかになっていったのかな〜と思いましたが、貧乏藩士のためにお金を作ってあげてもなんか無駄な気がするなぁ。。危ない橋を渡ってまで世話焼く必要あるかなぁ?2018/12/25

onasu

25
ずっと積んでいて、「公事宿」シリーズを読みだしてから同じ著者だと。加えてこちらも「京都市井図絵」シリーズ、それも3作目で…。  京の街で茶道具屋というも骨董品も商う柊屋。初編は目を患った主の善左衛門の、店終いを前にした吝嗇の顧客への意趣返し。でもそれを契機に、店は一転存続となるのだからおもしろい。  シリーズもそうだが、本作も繋がりの緩い連作で、必ずしも柊屋がメインではなく、6編それぞれで主人公は異なる。そんな中、「危ない橋」、「世間の篝火」では、やや首を傾げたが、著者の作品は折にふれて読んでいきたい。2015/10/07

まるちゃん

8
最初は少し読み辛い文体なうえ、野楽の茶碗の話が自分的にはちょっと…だったので途中でやめようかと思いましたが、結局最後まで読みました。2015/04/18

あかんべ

5
作者自身があとがきでこんな骨董、茶道具屋はいないというように人の善意と矜持が薄れた現代では夢物語にしか思えないのが残念。貰いすぎだから返す。売ってくれ、タダでやるよ。ああ言ってみたいね。2012/11/28

007

5
あらま、村上豊氏の表紙が絶品なのに出てこないんですね・・・。京都の茶道具屋を舞台にした人情物の連作短編。地道な商いをする「柊屋」の親子がすごく良い。焼き物や絵画に関する固有名詞やうんちくもたっぷりで、贋作についての記述も興味深かった。京言葉と人情も相まって静かで上品な一作でした。2012/11/22

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