出版社内容情報
高齢期のパート職員が働くパーキングエリア。車上生活者の絶望と、晩年を切々と生きる老女たちの企みと覚悟に迫る。
内容説明
高齢期のパート職員が必死に働く坂田パーキングエリア。年金も医療保険もない梨元ちとせも、引きこもりの息子と暮らす古田中栄も、老骨に鞭打って働き続けるしかない。駐車場には、猫と暮らす老人、子連れのシングルマザー、認知症の母を介護する男などが行き場を失い彷徨っていた。ある日、死亡した元夫の保険金が入るかもしれないと、ちとせに連絡が入り期待をするが…。『愚か者の身分』で大藪春彦新人賞を受賞した著者が描く、車上生活者たちの絶望と、晩年を切々と生きる老女たちのシスターフッド。
著者等紹介
西尾潤[ニシオジュン]
大阪府生まれ。2018年、第2回大藪春彦新人賞を受賞し、2019年『愚か者の身分』でデビュー。2021年『マルチの子』が第4回書評家・細野正充賞を受賞。第24回大藪春彦賞にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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