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内容説明
著者が少女の頃に心動かされた愛の万葉歌人「額田王」、天皇とのショッキングな関係を綴った「後深草院二条」、不如意な夫婦の愛の歴史を真っ向から描く「道綱の母」。そのほか「虫めづる姫君」「六条御息所」など、史実、物語上を問わず著者が選んだ10人の女性を紹介。古典に描かれた女と愛を優しく解説する、寂聴流・古典文学入門。
目次
額田王『万葉集』
後深草院二条『とはずがたり』
和泉式部『和泉式部日記』
道綱の母『蜻蛉日記』
虫めづる姫君『堤中納言物語』
朧月夜『源氏物語』
六条御息所『源氏物語』
女三宮『源氏物語』
明石『源氏物語』
浮舟『源氏物語』
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市生まれ。東京女子大学卒業。’57年、『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞受賞。’61年『田村俊子』で田村俊子賞受賞。’63年『夏の終り』で女流文学賞受賞。’73年、中尊寺で得度・受戒。その後、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『白道』で芸術選奨文部大臣賞。『場所』で野間文芸賞、NHK放送文化賞など次々と受賞。2006年、文化勲章受章。歌舞伎、能、狂言、オペラの台本も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
June
22
寂聴さんが魅力を感じた古典のヒロインを各々、自身の捉え方を混じえながら、優しい語り口で紹介している。藤壺や紫上、花散里には、あまり魅力は感じず、六条御息所や朧月夜、明石などが好きだという。聡明すぎて難のない人や貞淑な人より、嫉妬深かったり、もろかったり、男にだまされたり、情熱の制御の出来ない愚かさを持った女の方が親近感がわくという。もし源氏物語に六条御息所がいなければ退屈で平板なものになっていただろうというのには同感。額田王、和泉式部の項も興味深かった。原文や短歌も紹介されている。2014/07/06
fullhouse
11
学生時代にまったく興味がもてなかった古典文学も、寂聴さんの語り口で、素直に楽しめる解説書。自分がいろんな経験をして、受け入れられる部分もあるのかも。まさしく「おとなの教養」です。2015/05/24
ピロ麻呂
6
いつの時代も、ひとは恋に振りまわされる。ひとを好きになって、喜び、悲しみ、怒り、嫉妬を経験していく。 平安時代の貴族がそうであったように、実際に逢わずとも文のやり取りで恋に落ちること…あるんですよね。2015/03/09
ぽやん
1
古典に描かれた女を紹介。万葉集・額田王、とはずがたり・後深草院二条、和泉式部日記・和泉式部、は読んでみたい。2015/06/17
なつき
1
寂聴さんが選んだ10人の女性。一癖もある女性達。古典文学入門で、読みやすかったです。2014/09/11




